城戸康裕、少林寺武僧をハイキック”失神”KO！相手は痙攣し動けず＝香港

2024/05/08（水）UP
（最終更新：2024/05/10 06:23）

　5月7日（火）香港で開催されたキックボクシングイベント『SPACE ONE』で、元K-1の城戸康裕（41=TEAM ONE）が、”少林寺ファイター”として人気の元武林風世界王者イー・ロン（37=中国）に、1R 左ハイキックで一撃KO勝利。
　相手は硬直し倒れ、痙攣して動けない衝撃のKOだった。

【フォト・動画】城戸が一撃ハイキックKO！少林寺武僧が失神し痙攣

　城戸はK-1 MAXや新生K-1で輝かしい実績を残してきたベテラン。
　22年のK-1と契約満了後は、昨年9月にはタイでブアカーオ・バンチャメークとも戦ったが、城戸がバッティングで流血しノーコンテストになっている。
　今年2月にはBigbangで左ハイキックKO勝利している。

　一方、相手のロンは少林寺の僧侶で、少林拳や太極拳など様々な武術を身に着けた中国拳法の英雄。
　中国では圧倒的な人気を誇り、中国の大規模格闘技イベント『武林風』などで活躍してきた。

　昨年11月の出場記者会見後、城戸は「相手は75kg、自分は73kgという”不平等契約”」とコメント。
　さらにSNSでも「多分KOしないと勝てない」「ちゃんと計量するのか不安です笑」とアウェイを意識していた。

　試合では、向かい合うとロンの分厚い身体が目立つ。
　ロンがじわじわとにじりよっては、左右に動く城戸にパンチ連打。

　しかしラスト1分、城戸の右ハイキックから右ストレートがヒットするとロンがグラつく。
　足元のおぼつかないロンに、城戸の左ハイキック一閃！そのままロンは棒立ちに倒れ、失神。痙攣して、意識不明の様子にレフリーが試合を止めた。

　城戸はSNSで「SPACEONE WORLDチャンピオンになったよ」と報告しているが、城戸にベルトが巻かれる間も、ロンはリング上に倒れて介抱が続けられていた。

　城戸は「人生5本目のベルトはここ香港で獲った」と喜ぶ。”最強の40代になる”と宣言していた城戸は、まだまだ走り続けるようだ。

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