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【K-1】皇治、打倒・武尊に自信満々「アイツは俺に怯えている」

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2018/11/28(水)UP

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気合いのこもったミット打ちを披露した皇治。打倒・武尊に自信満々だ

 12月8日(土)エディオンアリーナ大阪第1競技場で開催される『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~K-1ライト級世界最強決定トーナメント~』のメインイベントで、王者・武尊(27=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の保持するK-1 WORLD GPスーパー・フェザー級タイトルに挑戦する皇治(29=TEAM ONE)が、28日(水)都内にて公開練習を行った。

 皇治は右ストレート、左フック、左右ミドルでジム内に快音を響かせ、気合いの入ったミット打ちを披露。念願であった武尊戦の実現、そしてK-1タイトル挑戦で気合いが入っているのかと聞かれると「いつも気合い入ってますやんか。いつも通りです」と笑う。

 武尊戦が決まって特にメニューや練習量を変えたということもなく、「コンディションはめちゃくちゃ普通です。この1年間、俺の中では地獄の合宿をやってきました。ヒロヤン戦(今年3月の卜部弘嵩戦=皇治が延長戦で判定勝ち)から毎日最高の地獄を味わっています。特にこうしたというのはない。ここでベルトを奪うためにずっとやっていたから。ヒロヤンとやる時もこれ(武尊戦)を想定してやって来た」と、これまでの練習は全て武尊と戦うの時のためだったという。

「ほんまカッコつけるのが好きやから12月に超スーパースターになれると思ったら最高にワクワクして日々楽しいです。カッコつけるためやったらどんな思いもしていい、と思って日々耐えています」と、武尊に勝つためなら苦しい練習も楽しめるとした。

 武尊の研究も対戦が決まる前からずっとしていたと言い、「あいつはパンチよりも蹴りだということも俺は分かっている。その蹴りさえ潰せばパンチは上手くない。技術面もタケポン(武尊のこと)は今回不利。まさか俺とやるとは思っていなかっただろうし、俺はやると決めていたから(ずっと研究していた)。タケポンは相当(気持ちが)乱れて怯えているんだろうなと思います」と、武尊攻略法はすでに完成している様子。

「タケポンは蹴りを上手く当ててからパンチを当てるんですよ。ボクシングだけでやったら大したことない。パンチではなく前蹴り、ヒザ、ミドルが上手い。それはだいぶ前から分かりきっていた。それ(攻略法)をずっと練習してきた。今回の試合は全部俺ペースですね」と、武尊はすでに自分のペースにハマっていると豪語。

 どう勝つのかと聞かれると「必殺の延長判定勝ちですよ」と、堂々と延長戦での判定勝ちを口にした皇治だが、「と言っておいて、ここで倒したらバリバリカッコいいですよね」とKOも狙っている様子。

 そして「タケポンも必死こいて頑張っていたけれど、よく分からない外国人選手とやったら俺も全員倒していますよ。俺はねちっこい相手とばかりやらされているからね。でも不利と言われている相手に挑む方がカッコいい。俺はそこから上がってきた」と、武尊よりも自分の方が修羅場を潜って来たと言わんばかり。

 最後には「12月はこんなに担がれて地元で戦えるのは幸せ。単なる思い出作りや大阪をK-1に持って来た栄光に浸るんじゃなくて、命を懸けてベルトを獲る。それがみんなへの恩返しやと思っている。それを全部の恩返しと決めている。不可能と言われているアイツから、全てを奪ってやろうと思っている」と、命懸けで武尊からベルトを奪うと宣言した。

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