2024/01/18（木）UP
（最終更新：2024/01/18 14:21）

武尊が筋肉隆々に、この半年を見ても明らかな体の進化だ（23年12月撮影）

　1月28日（日）東京・有明アリーナで開催される格闘技イベント『ONE 165』にて、ONEフライ級キックボクシング世界王者スーパーレック・キアトモー9（28=タイ）のタイトルに挑む武尊（32=team VASILEUS）が17日自身のSNSを公開、計量10日前のボディは腕の各所と腹筋が割れて盛り上がっていた。
　半年前、さらに22年の那須川天心戦から見ていても明らかにボディの進化が伺える。これはONEが健康上の問題から減量へ水抜き禁止制を取っているためもある。

【フォト】計量10日前、武尊のバキバキ進化ボディ！天心戦とのボディ比較も

　前日計量で水抜きがあると、試合まで残り3kgほどでも計量に向け前日からサウナなど汗で水を抜き、計量のみ軽い身体を作り計量後にすぐに水を飲んで戻せばいいのだが、水抜き禁止だと、前日計量から試合ができる体重の状態で身体を作らなけれないけない。さらに水抜きチェックのため、計量後にハイドレーションテストがあり、選手の尿から、水分の割合が基準に達しているかの尿比重値も検査される。

　武尊は1月4日のインスタでもバキバキボディを披露「今日は契約体重近くまで落としてONEのハイドレーションテストの予行練習。本番はもう少し落とさないといけないけどいい感じ。残り３週間半、気合い」と綴っていた。

　先月のイーファイトの取材では、昨年6月の那須川天心戦から1年半の歳月が流れ「体も心もすべて変わった」と語った。進化する肉体の秘密を聞くと武尊は、「以前から追い込みをやり続けてきましたが、僕は筋トレはしない主義なんですけど、ミットを全力で4カ月、毎日酸欠になるくらい打ち続けて筋肥大しました」と主にミット打ちなどで鍛えたと明かした。

　さらに肉体の変化については「全体的にパワーがついていると思います。昨年、着ていたスーツが入らなくなりました。とくに背中の筋肉がついたようで、パンチが重くなっています」と武尊はパワーアップ化に手応えを持っている。

　練習をしていても、今が一番強いという実感があるとも答えた武尊、相手はムエタイルンピニーの元2階級王者でONEキックボクシングの王者だ。進化した武尊の挑戦、王座獲得に期待したい。

▶︎次のページは【フォト】計量10日前、武尊のバキバキ進化ボディ！天心戦とのボディ比較も