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【レベルス】炎出丸が激闘制し37歳最後の日を勝利で飾る、工藤redが豪快KO勝ち

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2020/10/04(日)UP

右ヒザで大川(右)を追い込む炎出丸(左)

Def Fellow/REBELSプロモーション
『REBELS.66』
2020年10月3日(土)東京・新宿FACE

▼メインイベント(第6試合) 55.5kg契約 BLACKルール 3分3R
〇炎出丸(クロスポイント吉祥寺/元J-NETWORKスーパーバンタム級王者)
判定2-0 ※30-28、29-29、30-28
●大川一貴(青春塾)

 炎出丸は2005年にプロデビューし、プロ16年目。ムエタイベースの蹴り技、首相撲を主体とする元J-NETWORKスーパーバンタム級王者。66戦31勝(5KO)27敗8分の戦績を持ち、前戦となった昨年12月、新日本キックでのMITSURU戦では判定負けしている。
 対する大川は14戦4勝(1KO)10敗、今年2月のKNOCK OUTで森岡悠樹に敗れた。両者共に再起戦となる。大川のセコンドには、大川と同じ青春塾にかつて所属した元全日本キック王者の石川直生が就いた。

 1R、サウスポーの大川は左インローを多用。ペースを上げると炎出丸をコーナーに追い込んでパンチ連打。炎出丸は手数が少なく押され気味ながらも、左ミドルを出しながら圧力をかけ、終盤に右ストレートをクリーンヒットさせ大川をぐらつかせた。

 2R、大川のパンチラッシュで追い込まれる炎出丸だが、距離を詰めて右のテンカオを大川のボディに突き刺して流れを引き寄せる。大川は足が止まってしまい、やや手数は少なくなる。

 3R、ワンツーからのボディブローをヒットさせた大川は、後半になると疲れを見せ始めていく。まだ余力を見せる炎出丸は組んでのヒザ蹴りを当てて削っていくと形勢逆転。ジャッジ二者が支持する僅差の判定で炎出丸が接戦を制した。

 試合後、炎出丸はSNSで「大川選手のセコンドに石川さんが入ると言う事で流れにのまれない様にかなり気を引き締めて挑みました」と語ると、石川は「大川陣営に対してのリスペクトを持って試合に臨んでくれてありがとう。 炎出丸選手の戦略と引き出しの多さに、完敗でした。 明日の誕生日祝いを、自分の力で獲得した底力にリスペクト!」と返した。炎出丸は試合翌日の4日に38歳の誕生日を迎える。


右ストレートでKO勝ちした工藤(左)

▼セミファイナル(第5試合) REBELS-RED 53.5kg級王座決定リーグ戦 REDルール 3分3R
〇工藤“red”玲央(TEPPEN GYM)
KO 3R1分17秒 ※右ストレート
●前田伊織(北流会君津ジム)

 6人の総当たりで獲得ポイントの一番多い選手が初代53.5kg級王者に認定される今回の王座決定リーグ戦。1R、工藤は右ローを主体の攻めで主導権を握る。前田は左右ミドルを返していくが、2Rには工藤はローだけでなくボディから顔面にパンチを打ち分けて追い込む。

 3R、工藤がワンツーを打ち込んでダウンを奪うと、立ち上がる前田に右ハイ、右ストレートをヒットさせKO勝ちした。試合後、REBELSのプロデューサーに就任した宮田充氏は「気合の入った倒しっぷりで今日一番のインパクトだった」と工藤を評価した。

▶次ページは原島モルモット佑治の引退式、その他試合結果

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