【レベルス】ぱんちゃん璃奈「年末のRIZIN狙う」11月大会に圧勝し出場目指す
11月8日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『REBELS.67』。本大会に出場する選手の記者会見が28日都内にて行われた。
[47kg契約 3分3回戦(延長1R) BLACKルール]に出場するぱんちゃん璃奈(26=STRUGGLE)が会見に出席。次戦に対する思いと今後の展望を語った。ぱんちゃんは元ミネルヴァ・ピン級王者のMARI(25=ナックルズGYM)と対戦する。
ぱんちゃんはMARIの印象を「10年前にデビューしてて、キャリアが長い。MIO選手、MISAKI選手、紅絹選手全員と戦ってます。みんな差をつけて(MARIに)勝てなかった」と実力者であると認識しているという。
MARIの直近の試合は今年7月のRISEにおける小林愛三戦。MARIは判定で敗れたもの「ボクシングテクニックがすごい」とぱんちゃんが感嘆する高いパンチの技術を披露していた。女子強豪との対戦経験豊富なMARIの実力を踏まえ、ぱんちゃんは「完封して差をつけて、間接的に(RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020の)トーナメント選手に差をつけたい」と、実力を証明する構えを見せた。
ぱんちゃんは8月の王座決定戦を制し、悲願のREBELS王座を奪取。「やっとベルトを獲ったことで、周囲の見方が変わってくれた」と、大きな反響があることを明かした。多くのメディアに取り上げられることも増えているが、一方で「ここからやっぱり内容を見せられる選手になりたい」と気持ちを引き締める。
近年では女子格闘技が盛り上がりを見せ、大会の中核を担うスター選手も多く誕生している。ぱんちゃんもその中にいるひとりとして「女子格闘技が盛り上がっています」と、その注目度を自覚。しかし現在KNOCK OUT・レベルスにおける女子マッチの割合は低く、RISEやK-1グループに一歩譲っているのが現状。さらに注目を集めるためにも、ぱんちゃんは「年末のRIZINを狙う」とRIZIN出場を目指すと宣言した。
さらに、中止となったレベルス4月大会でお披露目予定だったオープンフィンガーグローブマッチ「Ultimete Kick Boxing」(UKB)にも興味ありのぱんちゃん。「総合ルールはやるつもりがない」としながらも、ダウン状態への一撃が認められるルールに「踏みつけ一発、サッカーボールキックもやってみたい」と、近い将来にMMA競技への挑戦を匂わせた。
この会見ではKNOCOUT・レベルスの運営体制の変更に関する発表も行われ、女子キックの有力団体である「ミネルヴァ」との提携が発表された。
今回のMARIとの一戦も提携の一環として、竹越義晃ミネルヴァ代表の協力があって実現。今後の大会では必ず女子の試合が入ることになるといい、ぱんちゃんの活躍の場も広がり、希望するRIZINへの出場チャンスも広がるだろう。特殊ルールへの対応、さらには女子マッチの活性化は、ぱんちゃんにどんな変化をもたらすのだろうか。
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