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【レベルス】日菜太、海人との決戦控え「もう一度だけアラゾフみたいなヤツらと戦いたい」

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2021/02/09(火)UP

70kg若手最強・海人を迎える日菜太

 2月28日(日)東京・後楽園ホールでは、10年続いたキックボクシングイベント『REBELS』の最終大会として『REBELS ~The FINAL~』が開催される。

 この大会のREBELS-BLACK スーパーウェルター級タイトルマッチで王者・日菜太(34=クロスポイント吉祥寺)が、S-cup2018世界王者・海人(24=TEAM F.O.D)を挑戦者に迎えて4度目の防衛戦に臨む。

 日菜太は左ミドルを武器に19年2月にREBELS70kg級王座3度目の防衛に成功、日本70kg級のエースとして君臨を続けている。昨年9月には通算70戦目にあたる田村聖戦を持ち味の蹴り技で圧倒してKO勝利。これまで、対日本人無敗を続けている。

日菜太のローでマットに沈んだラジャ王者(19年2月)

 日菜太は「今回は2年ぶりの防衛戦なんですよね。自分にとっての敵がいなかったことでもあると思うので。今でも70kgの日本人では自分が一番強いと思ってるし、今度戦う海人選手は今の若手では一番強い選手なので、しっかりと勝って、日本人最強をもう一度証明したいですね」と国内最強を改めて証明したいと意気込む。

 この先の展望について「僕も気づいたらいい年になっちゃっているので、もう一度だけアラゾフみたいなヤツらと戦いたいんですよ。だからあと1年ぐらいは、海人選手には悔しい思いをしてもらって、僕の後に行ってもらいたいと思いますね」と笑う。
 続けて「本当に、この試合に勝った方がコロナ明けに世界の強豪とやらせてもらえる査定試合だと思っているので、ここはしっかり、落とさないようにしたいなと思います」と負けられない試合だと語る。

アラゾフの強烈ハイキックでダウンを奪われ、2RにはKO負けした日菜太。一時は引退も考えた=18年

 昨年11月には第一子が生まれた日菜太。「またウチの赤ちゃんが今回は見に来られなくて、見に来れらるぐらいの歳になるまでは負けられないので。会場に来てくれて『見に行ったよ』っていう記憶がちょっとでも残ってくれたら『お父さんの仕事はこういう仕事だったんだ』と思ってくれると思う」と子どもが物心つくまでは負けられないとする。

 最後に「僕は昔、佐藤嘉洋さんや魔裟斗さんとやりたかったですけど、やれなかったですからね。でもだからこそ、僕は若い選手とやらなきゃいけないなと思ってますし、まだまだ彼らに勝っていかなきゃいけないと思ってます」とベテランとなった今、若い海人たちと戦い跳ね除けたいと気合を入れた。

☆この大会の対戦カード、イベント情報はこちら

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