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【訃報】K-1ヘビー級ファイターKOICHIが交通事故で死去

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2018/04/07(土)UP

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旧K-1で活躍した天田ヒロミ(左)にパンチを見舞うKOICHI(右)

 

 4月7日(土)都内にて行われた記者会見で、K-1ヘビー級で活躍したKOICHI(本名=渡辺浩一/バンゲリングベイ・スピリット)が交通事故で死去したことが発表された。36歳だった。

 報道によれば、7日の午前7時半ごろ、東京都渋谷区渋谷の交差点でKOICHIが運転していた大型スクーターとワゴン車が衝突。KOICHIは病院に搬送されたが死亡が確認された。

 会見に出席した宮田充K-1プロデューサーは「3試合の付き合いでしたが、試合の話をしている時も穏やかでこれがファイターかと思わせる静かな男でした。しかし試合は勇敢に戦う男でした」とKOICHIを振り返った。

ジェロム・レ・バンナ(左)とは2度対戦した

 KOICHIは2005年4月24日にRISEでプロデビュー。日本人では数少ないヘビー級ファイターとして活躍し、M-1ヘビー級王座、WPMF日本ヘビー級王座などを獲得。天田ヒロミ、ジェロム・レ・バンナらと拳を交え、2016年9月からは新生K-1に参戦して3戦を行った。

 昨年11月に開催された「K-1 WORLD GP初代ヘビー級王座決定トーナメント」にも出場。1回戦でイブラヒム・エル・ボウニ(モロッコ)と対戦した試合が最後の試合となった。宮田プロデューサーによれば「それを最後にもう試合はしないと言っていたとジムから伺っていました」と、引退を申し出ていたという。

 宮田プロデューサーは「心の中ではもう一度試合をしてくれないかなと思っておりました。先ほどジムの新田明臣代表とも電話でお話をしましたが、非常に悲しい様子でした。これからもK-1ヘビー級の戦いが続いていきますが、ファイターたちにはKOICHI選手の分まで頑張っていただきたい」と語り、KOICHIの冥福を祈った。

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●編集部オススメ

・KOICHIのプロフィール・全戦績

・最後の試合となった昨年11月のK-1でのボウニ戦

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