【Krush】松谷綺がV1戦に「足腰鍛え威力アップ」と自信!ムエタイ女子「スピードと手数で翻弄する」
11月16日(土)後楽園ホールで開催される『Krush.167』の[Krush女子アトム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で、王者・松谷綺(21=日本/ALONZA ABLAZE)が挑戦者にガブリエル・デ・ラモス(24=オーストラリア/Muay U)を迎え、初防衛戦を行う。その松谷は「足腰を鍛えフィジカルがアップし威力が上がったと自信、対するラモスもベルトをタイに持って帰ると待ち遠しい様子だ。
【フォト】松谷の超割れた腹筋!ラモスのビーチでの水着姿ボディ
今回、松谷の記者会見での直談判が実って、タイトルマッチに変更。初防衛戦が実現した。そのことについて「より一層気合いが入ったし、ここでベルトを取られちゃったらもうこの先はないと思っているので、しっかり勝って次につなげたいですね」と背水の陣の覚悟で挑む。
しかし「プレッシャーとかは特にないし、自分はベルトを守る側なんですけど、挑戦する側の気持ちでいこうと思っています。チャンピオンは防衛してこそ価値が上がるし、そういうリスクもしっかり背負って戦わないといけないなと思っているので。ファンの方からしても、『ベルトを獲ったのに防衛してないな』と思われると思うので。そういうみんなの気持ちに応えたいというのもありますね」と王者たるもの、試合は防衛戦ではないとと考えているようだ。
ガブリエル・デ・ラモス選手の印象について「ムエタイ系で、ミドルとか前蹴りとかもバンバン来る選手で、身長も自分より5センチぐらい高いですし。すごく強い選手だなとは思うんですけど、それなりに自分でも作戦というか対処法があるので、問題ないかなと」と自信。
外国人選手はフィジカル面が強いが、これまでパヤーフォンや前回はチョン・ユジョンとも戦っているが、海外選出の体力の差については「フィジカルは自分もけっこう鍛えていて、自分でもけっこう、女子の中で体は強い方かなと思っていて、それは何も感じなかったですね。みんな身長が自分より少し高いんですけど、圧を感じたり、「デカいな!」っていう感じはなかったです。(フィジカル面は)それ以上にちょっとずつ成長してきていますね。足腰がしっかりしてきて、パンチ力や蹴りの威力が上がっているのは感じます」と前戦よりさらにパワーアップが期待できそうだ。
さらにダウンも奪ってきた得意のパンチについては「今日も、ミット打ちでトレーナーの方から『メッチャ変わったね!』って言ってもらえたり、『強くなった』と言ってもらえたりしました。フィジカル面を強化して土台がしっかりして、威力が出せるようになったのもありますし、それプラス、打ち方も魔裟斗さんのYouTubeに出させてもらった時にいろいろ教えてもらって。あとは卜部功也さんとかトレーナーの明戸さんにもいろいろ教えてもらったことを意識していて、だいぶパンチが変わってきたかなというところはあります」とダウンを期待させた。
対するラモスは王座に挑戦が決まり、すごくテンションが上がったとし「試合に勝って、ジムの仲間や大切な家族の為にベルトを持ち帰るというモチベーションになったわ。試合に向けて準備はできている。間違いなく最高の試合になると思う」と意気込んだ。
試合のイメージは「ダメージを与える威力のある攻撃をしようと思っています。私のアドバンテージでもあるムエタイをベースに、キックボクシングの手数とスピードで翻弄する予定です」と王座獲りに自信。
松谷の願いで実現した防衛戦、果たしてV1達成なるか。
【選手データ】
■松谷綺(21/日本/ALONZA ABLAZE)
身長:152cm 出身:東京都練馬区 構え:右 戦績:13戦10勝(0KO)1敗2分
第4代Krush女子アトム級王者
■ガブリエル・デ・ラモス(24/オーストラリア/Muay U)
身長:158cm 出身:フィリピン・シロニアン 国籍:オーストラリア 構え:右 戦績:8戦6勝(0KO)2敗
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