【RIZIN】杉山しずか、中井りんの「不得意なところは分かっている」
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深夜番組の「超人女子」にレギュラー出演し、知名度も上がっている杉山。打倒・中井りんを狙う
7月29日（日）さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.11』に出場する全選手の個別インタビューが、27日（金）都内にて行われた。
元パンクラス女子バンタム級王者・中井りん（31＝修斗道場l四国）と対戦する杉山しずか（31＝リバーサルジム新宿Me,We）は、「怪我も無くいい練習の期間を経て、休みもしっかり取れたので調子はいいです」とベストコンディションを作って来たとコメント。
「緊張しながらも、早く試合がしたいと2週前くらい前から思っていて、毎日早く試合がしたいと準備が出来ている感じがしました。たくさん試合をしている夢も見て、30Rくらい戦ったんじゃないかな。毎ラウンド凄くいい感じでした。前回さいたまスーパーアリーナで戦わせてもらった経験（昨年12月29日・渡辺華奈戦）が自信になっていると思います」と、調子の良さをうかがわせるエピソードも披露。
“筋肉美女対決”と呼ばれていることについてどう思うかと聞かれると、「光栄です」と笑う。「最近は会ってない感じがありますが、彼女も30歳、同い年として10年間ずっと見てきたし、女性として美しいアスリートだと思っているので、そういうところも2人で見せられたらいいなと思います」とした。
試合については「向こうは組んでいたいと思うだろうから、組みに来るか、誘われて打撃を出したところにタックルを合わせてくると思うので、彼女の不得意としているところは分かっているのでそこを攻めていきます」と、すでに対策は万全の様子。
HIITトレーニングを行う杉山
公開練習で披露したHIIT（ヒート）トレーニング（高強度インターバルトレーニングと呼ばれ、強い負荷の運動を20秒間行い、10秒休んで次の運動に移るということを繰り返す）をその後も続け、「スピードが上がった」と効果を実感している。
「前回のRIZINに関して言えば、試合が決まってから1カ月無かったので身体を急いで作ったんです。今回はもう少し時間がありましたし、6月にジュエルスで試合をしましたけれど、その時から中井戦を見ながら練習していました。準備期間があった分、ダッシュの速さが上がりましたし、身体も前よりパキッとしているのを感じます。目に見えて身体も変わったと思います。
HIITトレーニングも強度を上げられるくらい速くなりましたし、運動能力が上がった気がしますね。体重は普段から軽い状態を保つようにしているので、今まで出来なかったハンドスプリングが出来るようになったほど身体も軽くなりました。あと、超人女子に出始めた頃は懸垂が9回しか出来なかったんですが、今は10数回できるようになりました」と、文字通り“超人女子”に近づいているという。
そして、「格闘技をやっていて辛い時期もありましたし、いい想いも格闘技をやっていてさせてもらいました。全ては自分が選んだことですし、その選んできたことがここにつながったと思っています。毎度いろいろな人に支えてもらっているから、こんな好きなことが出来ていると分かっているので、形にしたいというというか、
そこに最高の相手がいて最高のモチベーションを作れたので、それを見せたいです。今回は身体もしっかり作れましたし、早い時期に試合が出来るくらいの仕上がりなので、気持ちが折れなかった方が勝つと思います。私はたぶん折れないと思うから、勝負のポイントはそこかなと思います」と、格闘技に懸けてきた全てを中井にぶつけると語った。
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