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【ベラトール】マクレガーと同門の次世代エース候補、前日計量でバチバチにらみ合い

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2018/08/18(土)UP

無敗のエース候補ギャラガー(左)と初参戦の新鋭バンデハス(右)が、激しく火花を散らした

 8月18日(土・現地時間)アメリカ・サウスダコタ州スーフォールズのサンフォード・ペンタゴンで開催される総合格闘技イベント『Bellator 204』の前日計量が、17日(金・同)に行われた。

 今大会には『Bellator MMA』の次期スター候補として注目を集めるジェイムス・ギャラガー(21=アイルランド)が参戦。バンタム級ワンマッチで、リッキー・バンデハス(26=アメリカ)と激突する。

 計量はバンタム級リミットの135ポンド(約61.24キロ)に対し、両者とも135.4ポンド(約61.41キロ)でパス(タイトルマッチ以外の試合は1ポンド=約450グラムまでの超過が認められている)。

 直後のフェイスオフでは顔を近づけての激しい睨み合いを繰り広げ、不敵な笑みを浮かべながら何かを語りかけるギャラガーに対し、バンデハスは表情を崩さずに鋭い眼光を向け続けた。

ギャラガー(中央)の計量中、不穏な空気を察したスタッフはバンデハス(右)を手で押さえる

 ギャラガーは十代の頃からアマチュア選手として活躍し、13歳の時に21歳の相手に勝利していたという逸材だ。2015年10月に母国アイルランドの団体でプロデビューし、翌年7月のプロ4戦目からアメリカのメジャー総合格闘技団体であるBellator MMAに参戦を果たした。

 所属ジムは元UFC世界ライト級&フェザー級王者コナー・マクレガーを擁するSBGアイルランド。ギャラガーはここでマクレガーのトレーニングパートナーも務めてきた。

 現在までの戦績は7戦全勝で、このうち実に6試合が一本勝ち。昨年6月の『Bellator 180』では、元UFC世界ライトヘビー級王者リョート・マチダの実兄シンゾー・マチダをリアネイキドチョークにより1R2分22秒で仕留めている。今大会ではフェザー級からバンタム級に階級を下げ、1年2カ月ぶりの実戦で8連勝を狙う。

 対するバンデハスもアマチュア選手として経験を積み、2014年4月にアメリカの東海岸を拠点とした総合格闘技団体『Cage Fury Fighting Championships』でプロデビュー。同団体一筋で10勝1敗の好戦績を残し、今大会でBellator MMA初陣を迎える。

 計量で激しく火花を散らした両者。勝利を飾るのは無敗の次世代エース候補ギャラガーか、それとも初参戦の新鋭バンデハスか。

Photo by Bellator MMA

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