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【RISE】優吾が病院へ搬送され欠場、鈴木真彦は不戦勝に

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2018/09/15(土)UP

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計量をクリアーした鈴木だが、対戦相手の優吾が脱水症状で病院へ搬送されて欠場に

 9月16日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『RISE 127』の前日計量&記者会見が、15日(土)都内にて14:00より行われた。

 セミファイナルの第10試合でWBCムエタイ日本バンタム級王者・鈴木真彦(山口道場)と「第7代RISEバンタム級王座決定トーナメント」の準決勝を戦うことが決まっていた同級2位の優吾・FLYSKYGYM(FLYSKYGYM)は、計量当日の朝に脱水症状で倒れて救急車で病院へ搬送されたため欠場。

不戦勝で決勝進出を決めた鈴木(中央)と対戦するのは、結城(左)か山川(右)か

 鈴木は計量をクリアーしているため、試合成立で鈴木に1勝、優吾は1敗となる。これにより、鈴木は決勝戦への進出が確定した。

 会見に出席した鈴木は「ほんまに今さっき聞いて頭が真っ白になっているんですが、11月の決勝でこの分も爆発させたい。また、優吾選手は一日でも早く回復して欲しいです」と、突然のことに戸惑いながらも優吾のことを気遣った。

 少し時間を置いて今の心境を聞かれると「優吾選手と対戦するのを楽しみにしていたのでショックですが、決勝へ進出できたのでラッキーと言えばラッキーですね」と言って場内の笑いを誘った。

準決勝は結城(左)vs山川(右)の1試合のみとなった

 もうひとつの準決勝、同級4位・山川賢誠(Kickboxing Academy Sapporo)vs同級5位・結城将人(TEAM TEPPEN)は両選手とも計量をクリアー。

 山川は「明日は優吾選手がいなくなりRISEの選手は自分しかいないので、RISEを背負うじゃないですがRISEは強いことを自分が見せたいと思います」と、RISE育ちの選手として必勝を誓う。対する結城は「明日はいつも通りやれば勝てると思う」とだけコメント。

激しいにらみ合いを展開した結城と山川

 お互いの印象を聞かれると、山川は「初めて会った時からギラギラしているイメージ」と答えたが、結城は「何も考えていなかったです」とやはり言葉が少ない。さらに山川がRISEを背負うとのコメントをしたことについて聞かれても、「そこらへんも別に特にないです。背負うとかよく分からない」と多くを語らない。

 山川は北海道在住で9月6日に発生した北海道地震の影響を受けた。「地区によって違いますが、2日間くらい停電で、地震が起きてすぐにスーパーにもコンビにも並んでいた物が無くなって。調整に必要なものもなかった感じです」と、最悪の状態の中、試合へ向けての調整をして来た。

「まずアツい試合をして、最終的にKOにつながればいいと思います」と、熱闘を誓う山川。結城はじっくり時間をかけて考えた後、「イメージしながらしっかり考えて、3R以内には倒せるようにしたい」とKOで終わらせたいとした。

 また、鈴木が「決勝は結城選手の方がガンガン来て打ち合ってくれるので、決勝で打ち合いたいです」と決勝の相手に結城を希望すると、山川は「決勝になったら自分もガンガン行くかもしれませんよ」と返し、場内からは笑いが起きた。

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