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【Krush】初防衛のゴンナパー「使えるムエタイの技は全部出して勝つ」

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2018/09/18(火)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

”ムエタイ大魔神”の形相さながらヒザ蹴りを突き刺すゴンナパー

 9月30日(日)東京・後楽園ホールにて開催されるキックボクシングイベント『Krush.93』。初防衛戦を行う、Krushライト級王者ゴンナパー・ウィラサクレック(25=タイ/ウィラサクレック・フェアテックス)が千葉の所属ジムで公開練習を行った。

 ゴンナパーは今年4月に佐々木大蔵からKrushライト級のベルトを奪い、6月のK-1では倒し屋・安保璃輝也をKO。ライト級トップ選手としての存在感は増すばかり。

 公開練習では、キレのあるシャドーからミット打ちでは力強いパンチ、ミドル、さらにヒザも繰り出していった。

重いミドルキックを気合十分に繰り出す

 挑戦者はライト級に転向して3連勝をマークしている大沢文也(26=TANG TANG FIGHT CLUB)。

 対戦発表の記者会見では「挑戦者・大沢の試合を見たことがない」と語っていたゴンナパーだが、その後は映像をチェック。対策もしっかり練っているという。
 
 大沢の印象をゴンナパーは「ボクシングスタイルでいいパンチを持っていて、ステップもいい。レベルの差はあると思うが、それでもリングに上がれば対等だ。自分が負ける可能性だってある。しっかり対策を練ったかどうかが試合を決めることになるだろう」と、自分の実力に自信を持ちながらも油断はしない。

 さらに「タイミング次第だが、ダウンやKOもあると思う」とKO勝利も視野に。「相手が強いか弱いかではなく、大事なのは自分が全力を出すこと」と語った。

 この試合でインパクトを残し、K-1ライト級王者の卜部功也戦につなげたいとの思いがある。「自分がK-1でも勝てることをアピールしたい。功也にふさわしい相手は自分だと思う」というゴンナパーは、K-1・Krush戦線を見渡して「意識する相手はK-1チャンピオン(功也)だけ」とただ一人の首を狙う。

「K-1・Krushで使えるムエタイの技は全部出して勝つ」。まずは全力で王座を防衛し、その先にある光景を見据えている。

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