【K-1】優勝候補同士が大激闘、ゴンナパーがダウン奪い卜部を破る
K-1実行委員会
「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ライト級王座決定トーナメント~」
2017年2月25日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館
▼第3試合 K-1 WORLD GP 初代ライト級王座決トーナメント・1回戦(2) 3分3R・延長1R
○ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/WPMF世界スーパー・ライト級王者)
判定3-0 ※三者とも29-28
●卜部功也(KREST/初代K-1 WORLD GP スーパー・フェザー級王者、同級2016年世界最強決定トーナメント優勝)
※ゴンナパーが準決勝へ進出。
卜部は2015年1月に行われた「K-1 WORLD GP 2015~-60kg初代王座決定トーナメント~」にて、決勝で兄の弘嵩を破って初代王座に就いたが、初防衛戦で弘嵩にリベンジを許して王座から転落。今年4月の「K-1 -60kg日本代表決定トーナメント」では決勝で大雅に敗れたが、9月の同世界最強決定トーナメントでは決勝で大雅にリベンジして優勝を果たした。その後、階級をライト級に上げることを表明して今回の参戦となった。
対するゴンナパーは2010年11月の初来日以来、圧倒的な打撃力でこれまでにヤスユキ、T-98、ハチマキ、水落洋祐といった日本人トップ選手を次々に撃破してきた“日本人キラー”。9月のK-1に、病気で欠場した同門のゲーオ・ウィラサクレックの代打で出場したゴンナパーはKrush -65kg王者・山崎秀晃に歩行不能となるほどのダメージを負わせて勝利を収め、一躍注目を集めた。今回は適正体重に近い階級での試合となる。
1R、サウスポーの卜部に対してゴンナパーはオーソドックスに構える。序盤から激しくパンチで打ち合い、ゴンナパーは強烈な左ロー。打ち合いになったところで卜部の左ハイがヒット。すかさずラッシュをかける卜部が顔面、ボディへパンチを当てていくが、ゴンナパーは耐える。
2R、ゴンナパーの蹴りに対して卜部がストレートを突き刺していく。卜部のパンチをもらいながらもゴンナパーは左ローを蹴り続ける。顔面とボディにパンチを入れていった卜部だが、左ローに意識をとられたか左ハイでダウンを奪われる。
3R、ゴンナパーが強烈な左ローを蹴り、右の足払いで卜部の体勢を大きく崩す。ワンツーとボディで前に出る卜部に、ゴンナパーは左ローと右ボディブロー。アッパー、左ストレートもヒットさせる卜部だが、ゴンナパーも蹴り返す。
卜部の猛追は届かず、ダウンを奪ったゴンナパーが激闘を制して準決勝へ進出した。
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