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【ボクシング】V4狙う拳四朗と強豪メリンドが計量パス、メリンドが「自信はある」と余裕の笑み

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2018/10/06(土)UP

この計量のため、書道家の友人に背中に拳四朗とペイントしてもらった拳四郎(左)とメリンド

 10月7日(日)神奈川・横浜アリーナで行われるプロボクシング世界戦 WBC世界ライトフライ級タイトルマッチの前日計量が6日都内にて行われた。

 背中に「The Amazing Boy 拳四朗」とペイント入れて計量に臨んだ王者・拳四朗(26=BMBジム)はリミット(48.9kg)を100gアンダーの48・80㎏で無事にパスした。

 対して挑戦者のミラン・メリンド(30=フィリピン/同級5位)は500gオーバーの49・4㎏で2時間以内にリミットクリアを目指すことになったが、1時間半後に2度目の計量で700g落とし、200gアンダーで見事パス。サウナで体重を落としたといい、そこには悲壮感はなく、明日のタイトル戦には「自信はある」と余裕の笑み。記者陣に握手を自ら求め会場を去った。

一発で計量パスした拳四朗

 メリンドは昨年5月に八重樫東(大橋)から初回KOでIBF世界ライトフライ級王座を奪取し、同年大晦日にWBA世界ライトフライ級王者の田口良一(ワタナベ)とタイトルマッチを行い僅差の判定で敗れているが、一筋縄ではいかない強豪だ。

 拳四朗は今回が4度目の防衛戦となることについて「今までと変わりない。最初はこうした囲み取材に驚いたが、それにもだいぶ慣れてきた」と落ち着いた様子。

 前回から強化してきた部分として「距離感を磨いてきた。前回よりも、距離に対する感覚が磨かれている。この位置にいれば大丈夫だということが分かった」と自信をのぞかせる。2試合連続KO勝利している拳四朗、打たせないで打つボクシングで3連続KOなるか。

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