2022/11/28（月）UP
（最終更新：2022/11/28 21:04）

メイウェザーの刺客イングラムと激闘を演じた皇治

　キックボクサーの皇治（TEAM ONE）がアジア最大級の格闘技団体『ONEチャンピオンシップ』のスター選手でONEフライ級ムエタイ世界王者のロッタン・ジットムアンノン（タイ）について「アイツ弱い」と一蹴、自身はメイウェザー戦の実現に集中すると語った。
　皇治はメイウェザー軍団と２戦し１KO 。今月13日のメイウェザー軍団二人目の死角イングラムには高速連打に戸惑いながらも被弾しながら前に出て倒れず最後まで戦い抜き、ラスボス戦を目指している。

【フォト＆動画】皇治とメイウェザー刺客の激闘シーン、魔裟斗と皇治の本音対談

　皇治は、昨日27日、魔裟斗とのYouTubeコラボ企画を実施。公開された映像で、ロッタンについて言及した。
　ボクシング技術を磨き、33歳になっても更に成長を感じているという皇治に対し、魔裟斗が「ロッタンとやれば？」と振ると、皇治は「アイツ弱い。大したことないんで、アレはええかなと」と一蹴。更に、ファンの間でも実現が期待される「ロッタンvs武尊」を引き合いに出し「アレは武尊に任せといていいかなと」と語った。

皇治がイングラムにボディ攻撃

　お互い“倒れない”美学を持つ者同士からか、皇治は相手に殴られてもノーガードで殴り続ける獰猛ファイトを見せるロッタンとの対戦を望む発言をしていた時期があったが、この日は魔裟斗と「ロッタンは唯一やってみたいなとは思ってました。凄い前にくるし、自分と噛み合うんじゃないかと」と“過去の気持ち”にしてしまったようだ。

　皇治は今年7試合を行うなど練習をやり込み、パンチ技術も上達。今後はメイウェザーとの対戦実現を本気で望んでいることを意気込んだ。メイウェザーも皇治と戦うことは望むところらしい。

　魔裟斗は「メイウェザーとやったら倒されるよ」と言うと、皇治はイングラムがメイウェザーとスパーしても当てることができないこと本人から聞いたといい、「それを聞いた瞬間、やめておこうと思ったけど、行ってしまった手前、言い続けるしかない」と普段メルコメとからかっているが、強さはしっかり認めているようだ。

　魔裟斗は「あんだけのあおりやってるから、メイウェザーも倒しに来るでしょう。ゆるいエキシなんてできないじゃん絶対」と警告。皇治は「俺のやった相手（イングラム）があれだけのパンチがあったから、メイウェザーのパンチはエグいんでしょうね」と言うと、魔裟斗は「村田選手のパンチもエグい、エグかったよ」と過去に一緒に練習したこともある元WBA世界ミドル級王者の村田涼太の凄さも例に出した。
　魔裟斗は「メイウェザーの強さはスピード、全くのノーモーションからパンチが来ること」とも語ると、皇治は笑みを浮かべていたが覚悟を決めている様子だった。

　メイウェザー戦が実現したら魔裟斗に「その時はセコンドをお願いしたい」と語った皇治。果たして、その野望は実現するのか。

　二人の対談では、先日のイングラム戦から現在の練習、メイウェザーについてや車の話まで本音が飛び出す今日な対談となっている。

▶︎次ページは【フォト＆動画】皇治とメイウェザー刺客の激闘シーン、魔裟斗と皇治の本音対談