2024/01/26（金）UP
（最終更新：2024/01/26 19:21）

史上初の南アフリカ出身UFC世界王者となったデュ・プレシ©️UFC

　1月20日（日本時間21日）にカナダで開催された総合格闘技イベント『UFC297』メインイベントのミドル級タイトルマッチにて、前王者のショーン・ストリックランド（米国）を下し、ドリカス・デュ・プレシ（南アフリカ）が新王者となった。史上初のUFC世界王者誕生に母国・南アフリカは大盛り上がり。英雄が帰国するとその空港には大勢のファンが殺到し、英雄を称えた。

【動画2点】英雄の凱旋帰国、デュ・プレシの登場にファンが大歓声！

　デュ・プレシはキャリア21勝でUFCでは7戦全勝。今年最初のナンバーシリーズ大会でストリックランドに挑戦。ストリックランドの強烈なジャブを軸としたスタンド打撃に顔面を腫らしながらも前進。フックやミドルキックをヒットさせ、テイクダウンを奪うなど積極的な戦いで、25分間の激闘を制した。

デュ・プレシがストリックランドとの激闘を制す©️UFC

　南アフリカ出身選手で初のUFC王者とあって、デュ・プレシが25日に帰国した時、南アフリカ・ヨハネスブルグのO.R.タンボ国際空港には大勢のファンが集結。デュ・プレシが登場すると、デュ・プレシの名前の頭文字を取ったニックネーム“DDP”の大合唱が鳴り響き、デュ・プレシはUFCのベルトと南アフリカの国旗を両手で掲げ、声援に応えた。

　国内TV放送局「eNCA」の取材を受けたデュ・プレシは「信じられない！」「最高だ。南アフリカの皆様、本当にありがとうございます。特別な瞬間だ」と喜んだ。

　UFCミドル級新王者デュ・プレシの次戦はいつ、誰になるのか、今後の動向に注目だ。

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