女子柔道五輪金ハリソン、UFC参戦に「私の時代が来た」=デビュー戦で元女王と激突!
女子柔道五輪金メダリストでPFL女子ライト級覇者のケイラ・ハリソン(33=米国)がUFCに電撃移籍。25日に自身のSNSで「私の時代がきた」と、その心境を初報告した。ハリソンはUFCデビュー戦で元女王のホリー・ホルムと対戦する。
【フォト&動画】これがハリソンの強さ、馬乗りパウンドから電光石火アームバー!ムキムキなマッチョボディも
ハリソンは12年のロンドン五輪、16年のリオ五輪と2大会連続で金メダル(78kg級)を獲得した柔道家。10年の東京開催の世界選手権でも優勝を飾っており、6段の段位を持つ。18年にMMAに転向し、19年と21年シーズンのPFL女子ライト級を制覇。22年はトーナメント決勝でラリッサ・パチェコに敗れ、キャリア初黒星。昨年はワンマッチ参戦で元UFCアスペン・ラッドに勝利した。通算戦績は16勝1敗(6KO・6一本)。
昨年にPFLとベラトールの合併があり、今年はハリソンとベラトール・フェザー級王者クリス・サイボーグとのスーパーファイトが実現するのではとの期待の声が上がっていたが、急転直下。UFCが24日、ハリソンとの契約を発表。合わせて、4月13日に開催されるUFCの300回記念大会にて、元UFCバンタム級世界王者で同級6位のホリー・ホルム(42=米国)との対戦も発表した。
ベラトール買収でUFC最大のライバルとなったPFLのスター選手だったハリソンのUFC移籍に、世界の格闘ファンは驚愕。ハリソン本人の言葉が待たれたが、25日に自身のインスタでメッセージ。「私がこの競技を始めた時から私のゴールは世界最強になることだった。MMAのオリンピックチャンピオンになること。UFCはそのチャンスを与えてくれた。ここまでの道のりは素晴らしいもので、その一歩一歩に感謝している。神が与えてくれたタイミングは完璧。私の時代が来た。レッツゴー!」と、PFLに感謝しながらも、世界最高峰のMMA団体である新天地での活躍に胸を躍らせた。
ハリソンが戦うUFC女子バンタム級は現在、群雄割拠状態だ。昨年6月に絶対王者だったアマンダ・ヌネスが現役引退を発表。返上した王座をめぐり、今月に王座決定戦が行われ、ラケル・ペニントン(米国)がマイラ・ブエノ・シウバ(ブラジル)を下し新王者となっている。ここに、負傷欠場中の元王者で同級1位のジュリアナ・ペーニャ、さらにはヌネスの現役復帰の噂もあり、ハリソンの新加入でUFC女子バンタム級はさらに盛り上がりそうだ。PFLで無敵の強さを誇ったハリソン、UFCではどのような戦いを見せるのか、注目だ。
▶︎次ページは【フォト&動画】これがハリソンの強さ、馬乗りパウンドから電光石火アームバー!ムキムキなマッチョボディも
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【ONE】平田樹、黒ノースリーブからのぞくマッスルボディ!三浦彩佳は鍛えた腹筋チラ見せで対抗
・“世界最恐”女王サイボーグ、ボクシング戦で衝撃のワンパン秒殺KO!実況が大絶叫
・元UFC二階級制覇女王ヌネス、現役復帰の可能性を示唆「今でも自分を王者の様に…」
・「これは事故現場だ」とファン悲鳴!“ゾンビ女子”が顔面流血と奮闘も、最後は無慈悲なチョーク葬
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!