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【RISE】清水賢吾、防衛に成功したらピーター・アーツが「対戦受ける」

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2018/09/15(土)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

清水(右)を緒発するように自らグッと近付いたフェルダオス(左)

 9月16日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『RISE 127』の前日計量&記者会見が、15日(土)都内にて14:00より行われた。

 メインイベントのRISEヘビー級タイトルマッチで対戦する、王者・清水賢吾(34=極真会館)が96.7kg、挑戦者の“Sterk”バダ・フェルダオス(21=オランダ/dojo Peter Aerts)が91.8kgだった(ヘビー級は無差別のため参考体重)。

 伊藤隆RISE代表は会見の冒頭で、9月6日に発生した北海道地震の被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げるとともに、「災害地近辺の選手もたくさんいらっしゃいます。調整も大変だったと思います。頑張っていただき地元にパワーを持って帰って欲しい」とメッセージ。また、「ピーター・アーツさんが率先して手を上げてくれました」と、同大会の会場ロビーにて17:00~18:00の間、アーツが『北海道胆振東部地震』、『西日本豪雨災害』の復興支援として『災害支援募金』を実施することも発表された。

 ヘビー級タイトルマッチの調印式後、フェルダオスは「またRISEに出られて嬉しい。明日は自分がチャンピオンになって実力を証明したいと思う」とあいさつ。6月大会のノンタイトル戦でフェルダオスに初回KO負けを喫している清水は「バダに大きな会場で敗れてしまい、4年ぶりの敗戦でした。敗れて気持ちを引き締め直し、準備をしてきました。ヘビー級王者としてしっかりKOで防衛したいと思います」とコメントする。

 清水は前回を振り返り「正直に言いますと、前回はその前からジェロム・レ・バンナとやりたいと気持ちが高ぶっていたんですが、相手が変わってモチベーションがちょっと盛り上がっていない部分がありました。それで不覚をとったのだと思います。でも敗れたことによって気持ちを引き締め直して、前回とは練習量も違いますし、気持ちも違うし準備をしています。前回とは全然違った試合になります」と、前回のようにはならないと自信のコメント。

 そして「KO負けは8年ぶりだったので、応援してくれている人たちには恥ずかしい姿を見せてしまいました。だから、それを超えるような前回分も含めてしっかりと派手なKOをしたい」と、前回の負けを払しょくするようなKOで勝つと言い放った。

 しかし、それを聞いたフェルダオスは「彼はジョークを言っているね」とニヤリ。「今回もパンチで行くよ」と、前回同様パンチでのKOを予告した。

 会見に同席したフェルダオスの師匠アーツは「実は、前回の彼はシェイプがよくなかった。彼はイスラム教後なので、ごはんを12時間食べることが出来ない日だったんだ。でも今回は完璧な準備が出来ているので絶対にチャンピオンになる」と、フェルダオスも前回は完ぺきではなかったという。

 清水が今回フェルダオスを相手に防衛したら、アーツと戦いたいと発言していることについては「ミーと!?」と驚いた表情を浮かべたが、「問題ない。とても面白い提案だね。絶対にやるよ」と対戦を受諾。しかし、「でも、バダには勝てないだろうね」と豪快に笑い飛ばした。

 また、会見では清水が防衛に成功した場合、来年にもヘビー級の世界タイトルを新設することも考えていると伊藤代表が発表。清水は「初めて聞いたのでどうかな、という感じですが、今は明日の試合にしか集中していません。明日いい試合を見せて派手なKOをして、清水に世界タイトルマッチをやらせたいと思ってもらえるような試合をしたいと思います」と、今は防衛戦とリベンジマッチに勝つことが先決、とした。

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