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【KNOCK OUT】元プロボクシング日本王者・悠斗、若き王者・白幡裕星に「”ボクシングキック”で倒す気満々」

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2021/06/10(木)UP

1年前までプロボクシング王者だった高橋悠斗(右)が転向一戦目で白幡(左)と激突

 6月12日(土)東京・新宿FACEにて開催される『SACRED FORCE presents KNOCK OUT-EX vol.2』のメインでは、プロボクシング元日本王者の悠斗(28=東京町田金子ジム)が、KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者・白幡裕星(18=橋本道場)と対戦する。
 -53.0kg契約のノンタイトル戦、ヒジありルール(3分3R・延長1R)だ。両者の試合前コメントが主催者を通じて届いた。

▶【動画】悠斗がプロボクシング時代、衝撃の1R KO勝利の映像

 悠斗は、プロボクシングの第42代日本ライトフライ級王者(ボクシング時代は高橋悠斗)。ボクシングでは2019年10月に王座に輝き、昨年4月にボクシング引退を表明した。
 ボクシングの前はキックボクシングの経歴を持ち、国士舘大学に在学中の2011年、全日本学生キックボクシング連盟のフライ級チャンピオンに輝いており、プロ入り後は、ニュージャパンキックボクシング連盟を戦場に、同級上位ランカーとして活躍していた。

 対する白幡はジュニア時代からキックやムエタイで結果を出してきた新鋭。昨年12月のムエタイオープンでスーパーフライ級王者決定戦に勝利して戴冠し、今年2月のREBELS最終大会でのREBELS-REDスーパーフライ級タイトルマッチで、前王者の老沼隆斗に判定勝利を収め、王座を奪取。3月1日付けでKNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者に認定された。

 悠斗は白幡について「今の若いトップの選手というイメージですね。今の若い選手って、みんなうまくて早い。だからけっこう分かりやすい戦いになると思うんですよ。僕はうまくはないし、グチャグチャにする一方、向こうはキレイに戦いたいんじゃないかと思うので。(白幡は)打ち合いはあまり好きじゃないと言ってましたし」とキックエリートの白幡のリズムを狂わすという。

強打に自信を持つ悠斗

 試合の展開としては「今回僕はキックボクシングをやるつもりはないので、そこがけっこうカギになってくるかなとは思います」と語る。その意味として「ボクサーがキックに出ても勝てないことが多いじゃないですか。それは、まずキックボクシングを知らないからなんですけど、僕はキックの経験があって、今もトップの選手たちと練習させてもらっているので、自分に足りないものも分かりました」と、まずはかつてのキック経験を土台とする。

 さらに「得意なところで勝負しようと変えたら大分やれるようになって、トップの選手たちとも渡り合えるようになったんですね。言っちゃえば『ボクシングキック』ですよね。自分なりのそれは、だいぶ出来上がったかなと思います」とボクシングを主体にしたキックボクシングスタイルを完成しつつあるという。

 パンチについては「(ボクシング時代)軽量級の中でも軽い階級なので、全体ではKOは少ない中、僕はけっこう倒してたんですね」と自信を持ち「当たれば本当に一撃で意識を持っていく自信があります。KOパンチがあるから蹴りもヒジも当たるし、そこからまたパンチが当たるので」とパンチ主体の戦法イメージは出来上がっているようだ。

■白幡裕星「打ち合っちゃうかもしれない、当たれば倒せる」

鋭い左ストレートを打ち込む白幡

 対する白幡は悠斗について「ボクシングの試合もキックの時の試合も、何試合かずつ見ました。ボクシングに転向したぐらいだからパンチだけの選手かなと思ったんですけど、キックの時は蹴りも丁寧ですし、普通にキックボクサーだなと思いました。ボクシングの試合は、スピードが速くて攻撃が鋭いなと。バックステップも速かったですね」とパンチ・蹴りともに評価する。

 記者会見では「打ち合わない」と語っていた白幡だったが「気持ちでぶつかりたい。打ち合っちゃうかもしれないし、やってみないと分からないですけど。でも僕は逃げも隠れもしない」と、ことさらパンチを避ける展開にはならないと言う。「当たれば倒せるかな」とも答えた白幡。対する「今回も倒す気満々」と語る元ボクシング王者・悠斗の強打に、キック新王者・白幡は勝利することができるか。

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