お尻を蹴られたラウンドガールが退院、「世界中からの応援に感謝します」
4月19日(金・現地時間)ロシアで開催された総合格闘技イベント『ハードコア・ファイティングシップ(HFC)』では、ラウンドガールのマリアさんがイラン選手にお尻を蹴られ、話題になっていた。
選手が蹴った理由の一つには”過度な露出”に腹を立てたことがあるようだ。
マリアさんは、その後入院し、動画ではお尻を指し示す動作も。このときの怪我が原因かと心配されたが、別の理由。現在は退院し、世界中の人の励ましに感謝した。
いきさつは、19日、この大会のメインイベントで、荒くれファイター、アリ・ヘイバティ(33=イラン)が試合前に、ラウンドガールとして通り過ぎたマリアさんの尻をいきなり蹴ったことだ。
マリアさんが詰め寄るも、レフリーが制止。その場は収まり、試合は行われ、ヘイバティは1RにTKO負けを喫した。
しかしHFCは事態を重く見て、ヘイバティを永久追放とし、罰金の全額をマリアさんに渡す声明を出していた。
そしてマリアさんは21日、インスタのリールで今回のことについて声明を発表した。
動画で「私たちはレースの下着ではなく、スポーツ衣装で働いていますが、もしこの外見や服装が気に入らないなら、イベントに参加しないことです」とラウンドガールは認められているものだと主張した。。
ネットでは”ヘイバティはムスリムで、ラウンドガールの過度な露出に腹を立てていた”との意見が多く出ている。
マリアさんは、インスタのストーリーズには病院で入院している映像も投稿、蹴られた尻を差し示す動作もしていた。もしかしたら今回のことが影響して治療を受けたのかと心配されたが、マリアさんは27日、退院してカフェにいる姿を投稿した。
入院の理由について「以前からこの日の手術は予定されていたの。でもMMAでの一件のせいで入院の日、私の心は緊張とストレスで動転していたわ。この手術は健康的な噛み合わせのためのもので、6時間にも及びました。世界中からの応援に改めて感謝します」とMMAの事件とは無関係だったとつづった。
それでもコメント欄には、国内外、イランからも多くの励ましの声が並んだ。
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