【RIZIN】キム・スーチョル、執念の左で中島太一をKOし涙…その理由とは?
4月29日(祝・月)東京・有明アリーナで開催された『RIZIN.46』の第8試合のバンタム級戦(61.0kg)で中島太一(ロータス世田谷)を左ストレートでKOしたキム・スーチョル(ROAD GYM WONJU MMA)が、試合後インタビューに応じた。
3対3の日韓戦は、1-2で日本の勝ち越しとなったが、韓国の大将としてのプライドを見せた。
中島は23年4月に田嶋椋に判定勝ちを収めて、バンタム級キング・オブ・パンクラシストに。22年4月には、66kg契約マッチで現RIZINフェザー級王者ヴガール・ケラモフに一本負けを喫したが、適正のバンタム級で昨年9月に岡田遼から勝利した。スーチョルは元ONEバンタム級世界王者でROAD FC二階級王者の肩書を持つ紛れもない強豪だ。
試合は、中島とスーチョルのスリリングな打撃の交換があり、どちらもパンチやヒジ打ちをヒットする場面があった。2Rに入り、スーチョルの右から左のパンチが入ると中島がダウン。スーチョルがパウンドで追撃しに行ったところで、レフェリーが試合を止めた。
試合後にスーチョルは、「みなさまのおかげで、跳ねまわったり、叫んだりできて良かったです」と感謝の思いを明かし、中島の印象については「イメージは変わりません。とても強い選手でした。殴られたら痛いと思っていたけど、本当に痛かったです。唇を1針縫いました」と振り返った。
珍しくリング上で涙を見せていたことを指摘されるとスーチョルは「涙を見せたのは、この数カ月間、思うように練習ができなかったからです。師匠から、“今のままではダメ”と言われて特訓を受けてきました。それまでの自分は、言うことを聞かなかったんで。あらためて、師匠の言葉は聞かなければいけないなと思いました」と反発していた時期があったことを反省し、それがあったから勝利をものにできたのだという。
今後については「周りからは、“タイトル戦やれ”と言われますけど、タイトルにこだわりはありません。目標は強い選手になることなので、強い選手と戦っていきたいです」とスーチョル。RIZINの韓国のエースとして、まだまだ活躍していきそうだ。
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