【RIZIN】太田忍、牛久戦でアキレス腱を踏みつけた理由と勝因を語る
4月29日(祝・月)東京・有明アリーナで開催された『RIZIN.46』のバンタム級マッチで牛久絢太郎(ATT/K-Clann)を判定で破った太田忍(THE BLACKBELT JAPAN)が試合後インタビューに応じた。
太田は、バックに回った際に牛久のアキレス腱を踏みつけるというえげつない攻撃を見せたが「あの踏みつけ、性格悪いような技ですよね。足の位置が良かったので、少しでも嫌がらせをしたくて、そこにアキレス腱があったので出しました。普段は練習でもやらないし、日常生活でももちろんやりませんよ」と苦笑した。
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試合は、1Rから太田がテイクダウンを奪い肩固めを狙う。牛久は立ち上がるなど対抗したが、太田はボディロックしたまま投げる形で寝技へ。2Rに太田はボディロックから踏みつけ、さらに投げるも牛久が上になり、バックに回り込むシーソーゲームとなる。
3Rは牛久のダブルレッグを切り、組みついた太田がバックを奪うなど優位に試合を進めて判定勝利した。
会見に登壇した太田は、「勝てて安心しました」と安堵の表情。勝因については「牛久選手は、左ミドル、ハイとかスイッチが印象的でしたが、タックルで出させないようにしました。アグレッシブに来るかなと思っていたけど、それを出させないようにしました」と戦略を語った。
その戦略を立てて実行できたのは、太田が昨年10月に敗北を喫した佐藤将光戦が大きいという。「佐藤戦でコントロールできなかったのが敗因だったので、そこを徹底的に練習してきました。テイクダウンや肩固めなど、すべて練習した通りに出せました。バックを取られたことだけはミスでしたけど」と振り返った。
今後について太田は、「スーチョルでもいいし、井上直樹選手でもいい。当てられた選手とやります。タイトルを狙っていきたいですね。牛久選手という実績のある選手に自分的には完勝しましたので。上の人とやってレベルの高い試合をして、タイトルにつなげられればいいなと思います」とプランを明かした。
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