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【M-FIGHT】日タイ対抗戦はタイ軍が4勝1分で圧勝

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2014/04/13(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

▲右ストレートで前に出た一戸(左)だが、決定打は奪えなかった

BOMプロモーション
「M-FIGHT The Battle Of Muaythai IV」
2014年4月13日(日)東京・ディファ有明

▼メインイベント(第14試合)日タイ5対5大将戦 56kg契約 WPMFルール 3分5R
△一戸総太(WSRフェアテックス三ノ輪/WPMF世界スーパーバンタム級王者)
ドロー 判定1-1 ※48-47、49-48、48-48
△ダゥサゴン・ラジャサクレック(タイ)

 一戸は昨年11月にムエタイ世界最高峰のルンピニースタジアム認定スーパーバンタム級タイトルに挑戦するも敗れ、今回が再起第一戦となる。

 対戦相手のダゥサゴンは昨年10月のムエロークで初来日。日本人相手に連勝している“日本人キラー”だ。

 1R、ダゥサゴンが左ミドル、一戸はローを蹴り返して左フックから右ストレート。

 2R、ダゥサゴンの前足にローを集める一戸がバックキック、右ストレートで前に出る。ダゥサゴンは距離を取りながらミドルを蹴る。

 3R、下がりながら左右のミドルを蹴るダゥサゴン。一戸はコーナーまで下がらせ、左ボディからパンチをまとめてローにつなげる。

 4Rもパンチで前に出る一戸、下がりながらミドルを蹴るダゥサゴンという展開が続く。

 5R、右ストレートと右ハイキックで前に出る一戸。ダゥサゴンは下がってミドルとヒジを狙う。一戸はバックキックや飛びヒザも繰り出すが、ダゥサゴンはペースを崩さない。試合終了になると両者は手を挙げて勝利をアピールするが、判定は三者三様のドローに終わった。

 試合後、一戸は「自分の方がダメージを与えたけど、相手のミドルを結構もらっちゃって。ジャッジがどっちをとるか?みたいな試合でしたね。感想に困る試合でした」と苦笑い。

「もっと臨機応変に戦えるように、色んなタイプのタイ人と戦いたい」と課題を挙げつつ「またチャンスをもらえるならルンピニーのベルトに挑戦したい」とタイトル再挑戦を目標に掲げた。


 

▲ベテランのチューティン(左)が、老獪なテクニックで勝利

▼セミファイナル(第13試合)日タイ5対5  副将戦 WPMFルール ライト級契約 3分5R
○チューティン・チューティンムエタイジム(タイ)
判定3-0 ※三者とも49-48
●ツヨシ(M-16ムエタイスタイル/WPMF日本ライト級王者)

 チューティンは過去にラジャダムナンスタジアムで二冠王となり、タイ国ムエタイMVPも獲得している選手。一方のツヨシは昨年9月にWPMF日本王座を獲得している。

 1R、下がりながらインローと左ハイを蹴るチューティン。試合が進むと自ら前に出て左フックと左ハイを見せる。

 2R、チューティンはガードを下げる余裕も見せる。3R、チューティンは前に出て左右のミドル。ツヨシも左フックを返してヒジ、これでチューティンの眉間を切り裂く。

 ドクターチェック後、チューティンは左フックと右ローで突進。4Rもチューティンが前に出て、ツヨシが下がりながらヒジやパンチを返す展開が続く。5Rはチューティンが距離を取りながらインローとハイキックでツヨシに反撃の隙を与えず。ジャッジ3名とも1ポイント差ながらチューティンが勝利した。


 

▲前蹴りで突き放すティンリー(左)

▼第12試合 日タイ5対5  中堅戦 WPMFルール 52.5kg契約 3分5R
○ティンリー・リバイバル(タイ)
判定3-0 ※50-48、49-48、49-48
●竹内将生(エイワスポーツジム/WPMF日本バンタム級王者)

 竹内は高校在学中にWPMF日本バンタム級王座を獲得。対するティンリーは足立区にあるリバイバルジムのトレーナーとして活動する傍ら、国内で試合を続けるムエタイ戦士だ。

 1R、距離を取りながらローを蹴り合う静かな立ち上がり。2Rも蹴りの攻防が続き、ティンリーが右ローをヒットさせる。

 3R、竹内も細かくフェイントを入れながら右ロー。4R、ティンリーは竹内の蹴り足をキャッチして首相撲に持ち込み、何度も竹内を押し倒す。5Rはティンリーが前蹴りで竹内を突き放し続け、判定勝利した。


 

▲過去にブアカーオから勝利を収めたこともあるシラー(右)が勝利

▼第11試合 日タイ5対5  次鋒戦   WPMFルール ライト級 3分5R
○シラーY’zD(タイ/Y’zD GYM)
判定3-0 ※50-47、50-47、50-48
●晃希(こうき/Team S.R.K feat悪羅スタ埼玉/UKFイーストアジアスーパーフェザー級王者、DBSライト級王者)

 シラーは元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級&オムノーイスタジアム・フェザー級王者で、過去にあのブアカーオに勝ったことがある実績を持つ。

 1R、ローの蹴り合いから晃希が左フック。シラーは距離を潰してヒジを振るう。

 2Rもローの蹴り合いとなり、晃希がパンチで前進。シラーは下がりながら蹴りを返す。3Rはシラーが前に出て右ロー。首相撲になると晃希の左足にヒザ蹴りを突き刺す。

 4Rに入るとシラーが首相撲からボディにヒザ蹴りを何発も突き刺し、さらにヒジ打ちを連打。攻め込まれた晃希もシラーのヒザに左フックを合わせる。

 5R、パンチで前に出る晃希だったが、シラーはジャブと左右のミドル。首相撲になると晃希をマットに転ばす。シラーが判定で晃希を下した。


 

▲デンサイアム(右)がバックスピンエルボーでダウンを奪った

▼第10試合 日タイ5対5 先鋒戦 WPMFルール -57kg契約  3分5R
○デンサイアム・ウィラサクレック(タイ)
判定3-0 ※50-45、50-46、50-45
●裕喜(KIX/DBSスーパーバンタム級王者)

 日タイ5対5の先鋒戦は、元ルンピニースタジアム認定ジュニアバンタム級王者デンサイアムに裕喜が挑む一戦。

 1R、デンサイアムが裕喜の蹴りをディフェンスしながら強烈な右ミドルを蹴る。

 2R、裕喜が右ストレートで前に出るが、デンサイアムが首相撲に捕まえてヒザ蹴り。

 3Rもデンサイアムが首相撲からのヒザ・ヒジで圧倒。4Rもデンサイアムペースで試合が進み、終了間際にバックスピンエルボーでダウンを奪う。

 5R、デンサイアムは裕喜の蹴りをキャッチしてパンチとミドル。最後までパンチ&ヒジで攻め続け、完勝した。


 

▲ちはる(左)が紅絹(右)にリベンジを果たし、初代王者に

▼第9試合 WPMF日本女子ミニフライ級王者決定戦 2分5R
○ちはる(WSRフェアテックスジム/元WPMF世界女子ピン級王者)
判定3-0 ※49-48、49-48、49-47
●紅絹(もみ/フォルティス渋谷/J-GIRLSミニフライ級王者) 

 ちはると紅絹はこれまでに2度対戦しており、2012年3月のWPMF世界女子ピン級タイトルマッチではドロー、2012年6月J-NETWORKでのヒジ・ヒザなしルールの再戦では紅絹が判定勝利した。

 WPMF日本女子ミニフライ級初代王者決定戦は2010年7月のレベルスにて、Little Tigerと渡辺久江の間で行われたがドローとなり、タイトルは主催者預かりに。その後、Tigerと渡辺の再戦が行われなかったために、今回の一戦が初代王者を決める戦いとなる。

 1R、ちはるはサウスポーの紅絹に対して右ミドル、首相撲に持ち込む。

 2Rもちはるが首相撲でペースを掴み、3・4Rは完全に試合を支配。ちはるが前蹴りで距離を取り、首相撲でコントロールする。

 最終5Rに紅絹が左フックとバックブローで攻め込むが決定打はなし。ちはるが紅絹の反撃を振り切り、新王座に就いた。

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