【M-ONE】雷電迎え撃つ世界王者キャプテンケン「雷電には何も期待しない方がいい」
3月20日(月・祝)東京・ディファ有明にて開催される『M-ONE 2017 1st』の前日計量が、19日(日)都内にて行われた。
メインイベントのWPMF世界ライト級タイトルマッチで対戦する、王者キャプテンケン・ナルパイ(タイ)は60.80kg、挑戦者・雷電HIROAKI(スクランブル渋谷)はリミットちょうどの61.23kgでそれぞれ計量をクリアー。
キャプテンケンは、「いつも通りやるだけです。雷電選手のことは知りませんが、ムエタイの凄さを見せつけてやります。勝つのは自分だと分かっているので、雷電選手には何も期待しない方がいいです。この間(昨年10月の岡山ジム主催興行=翔・センチャイジムに判定勝ちで同王座の防衛に成功))は大人しすぎましたが、今回は最初から壊しにいきますので、覚悟していて下さい」と、不気味な予告。
対する雷電は「いよいよだな…という気持ちです。キャプテンケン選手の印象はテクニシャン。とにかく何でも出来る選手だと思います。でも、自分からガンガン攻めて、相手のテクニックを力でねじ伏せてやろうと思っています。熱く、激しい戦いをして、世界タイトルを獲ります。ぜひその瞬間を楽しみにしていて下さい」と、世界王座奪取を誓った。
セミファイナルのWPMF日本フェザー級次期挑戦者決定戦で対戦する、前WPMF日本&WMC世界スーパーバンタム級王者・鷹大(WSRフェアテックス西川口)と元WMAF世界スーパーフェザー級王者、元MA日本バンタム級&スーパーフェザー級王者アトム山田(武勇会)は、ともにリミットちょうどの57.15kgでクリアー。
この試合に勝って二階級制覇につなげたい鷹大は、「早く試合がしたくてウズウズしています。アトム山田選手はゴリゴリ系って感じがしますし、とにかくベテラン過ぎる印象が強いです。が、殴っても蹴っても全部上回って勝ちに行きます。今回がラストチャンスだと思っているので、次のタイトルマッチまで飽きずに応援お願いします」と、王座に挑戦するのは自分だと言わんばかり。
1996年10月にデビューしたアトムは、50戦以上のキャリアを持つ大ベテラン。「いつも通り体調を整えて試合に臨みます。鷹大選手は、普通のキックボクサーだなって感じです。自分とは戦いやすいかなって思っているので噛み合うと思います。だから思いっきりアグレッシブに倒しに行きます。40歳を超えて、まだまだ進歩している実感があります。自分の戦うスタイルを極めていきます」と意気込む。
そして、第10試合のWPMF日本スーパーフライ級次期挑戦者決定戦で対戦する土橋朋矢(新宿レフティージム)、小嶋勇貴(仲ファイティングジム)もともにリミットちょうどの52.16kgでクリアー。
土橋は「トレーナーや仲間と一緒に練習してきたことを信じて試合に臨みます。小嶋選手はとにかく若い。オジサンの意地を見せます。いつも応援してくれている方に感謝しています。その思いが励みとなります。必ず勝ちます」、小嶋は「試合で試したいことがあるので試合が楽しみでなりません。土橋選手は経験豊富でガンガン前に来るイメージが強いです。キャリアでは土橋選手に劣りますが、テクニック・パワー・全てにおいて上回って勝ちます。そうでないとチャンピオンになれないと思っています。僕はM-ONE初参戦なので、印象を残せるようにベストを尽くします」と、それぞれコメントしている。
なお、第6試合で予定されていた前・蹴拳ムエタイスーパーフェザー級王者の津橋雅祥(エスジム)vs末廣智明(大道塾吉祥寺支部飯村道場)は、末廣が怪我のため欠場。代わって津橋はシリペック・ペッポートン(タイ)と対戦する。
また、中国人選手と対戦することが決まっていた元WPMF日本&MA日本フライ級王者・隼也ウィラサクレック(WSRフェアレックス三ノ輪)とキックボクシング&ムエタイ9冠王Little Tiger(同)は、相手選手のビザの申請が下りなかったため、隼也はジャガペット・モーワッラーポン(タイ)、Little Tigerは、サーオマンコン・ポーラマイパカ(タイ)にそれぞれ対戦相手が変更となった。
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