【GRACHAN】林“RICE”陽太、岸本篤史との接戦制し暫定王座戴冠＆4連勝に

2023/12/18（月）UP
（最終更新：2023/12/18 00:15）

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▼第9試合　バンタム5分2R+延長1R
〇伊藤空也（BRAVE）
判定3‐0
●田中智也（fit）

　伊藤は禅道会仕込みの打撃とバランスの良いグラップリングを武器にGRACHANで活躍し、2020年9月に獅庵に勝利しベルトを獲得した。21年6月にはRIZINに初出場し「バンタム級トーナメント」1回戦で金太郎と対戦し、惜しくも判定負け。同年12月のGRACHANバンタム級タイトル初防衛戦では手塚基伸に一本負けし、王座陥落。その後、4連勝で王座返り咲きを狙う。

　対する田中はフライ級を主戦場にし前戦7月の大阪大会では弘田颯志に一本勝ち。今回からバンタム級に転向しベルトを狙う。

　1R、右カーフの伊藤に対し、田中は組み付いてテイクダウン。アームロックで絞ろうとするも、伊藤は金網を足で押し込んで上を取り返すことに成功。下の田中は三角絞めを仕掛けるが、これを外した伊藤はバックに付いてスリーパーの体勢へ。

　2Rも組み付く田中がスタンドアームロックの体勢からテイクダウン。下の伊藤だがすぐに上を取り返すとパウンド連打で追い込み、田中は足関節を仕掛けるが伊藤がエスケープしたところでタイムアップ。

　判定勝ちした伊藤は「田中選手は実力者と聞いていたので、自分の立ち位置が分かって良かったです。これで国内5連勝中なので来年またベルト獲りに行きたいので、手塚（基伸）選手とTSUNE選手の勝った方とやりたいです。手塚選手にリベンジしてしっかりケジメをつけたいです」と王座返り咲きを宣言した。

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