【ボクシング】井上拓真、V2達成も厳しく評価も「統一戦に向けて防衛していきたい」
5月6日(月・祝)東京ドームにて開催されたボクシングイベント『Live Boxing 8』の[WBA世界バンタム級(53.52kg)タイトルマッチ]では、同級王者・井上拓真(大橋)が挑戦者の同級1位の石田匠(井岡)に判定3-0(118-109×2、116-111)で勝利も、1Rにはダウンを奪われていた。以降は鉄壁のディフェンスからのテクニックで挽回しV2達成。
拓真は試合後インタビューで喜ぶ様子は見せず、自身のパフォーマンスを厳しく評した。
拓真は試合後、「1R目にダウンしてしまって、そこから冷静に組み立てて挽回出来たので、今日の収穫はその冷静さだけですね」と勝利も喜びはない。
2R目以降はすぐに立て直した拓真。どう自分の戦い方に持ち込めたのか尋ねられ「やる前からジャブで競り勝てると思ってたので、ダウンしてからは冷静に。課題はいっぱいありますけど、そこで競り勝ててたのが良かったです」と振り返る。
最後に「今日の内容では統一戦って言ってる場合じゃないっていうのは自覚してるんですけど、しっかり課題をクリアして統一戦に向けて防衛していきたいです」と、統一戦への意欲を口にした。
今大会では、同じバンタム級で武居由樹(大橋)がWBOの王座を獲得。WBC同級王者は中谷潤人(M.T)、今月4日には西田凌佑(六島)が王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)に判定で大金星を上げIBF王者に輝いており、主要4団体の王者全てが日本人選手となった。統一戦へ向けた動きも見られるか注目だ。
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