井上尚弥に3度のダウン喫しKO負けのネリ、病院へ直行し会見に現れず

2024/05/07（火）UP
（最終更新：2024/05/08 08:02）

　5月6日（月・祝）に開催された『Live Boxing 8』（東京ドーム）で、世界スーパーバンタム級4団体王者・井上尚弥（31=大橋）が、挑戦者ルイス・ネリ（29＝メキシコ）から3度のダウンを奪い、6Rに右フックでKO勝利した。

　敗れたネリは試合後の会見には出席せず、大事をとって病院に直行した。

　試合は1R、ネリが井上からプロ初のダウンを奪った。井上のアッパーの打ち終わりにガードが落ちたところを左フック！井上が吹っ飛ぶように、プロ初ダウン！喜ぶネリだったが、井上もダウンしながら笑っていた。

　そして2Rにネリが左を大きく振ると、井上が左のカウンターでダウンを奪い返す！以降、ネリはなかなか井上を攻められず、完全に井上のペースに。

　5Rに井上がダッキングからのコンパクトな左カウンター一閃！ネリが2度目のダウン、これで終わりかと思われたが何とか立ち上がる。

　そして6R、打ち合いの中、次々と井上のフックが入り、顔が跳ね上がる。そしてネリをロープに詰めると右フック一閃！ネリがロープ越しに崩れ落ちレフェリーが試合をストップ！ネリはなかなか起き上がれず。そして起き上がった後、井上と握手した。

　ネリは2R、5R、6Rと3度のダウン、最後はしばらく立てないくらいの危険なもの。病院の検査で無事を祈るばかりだ。

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