ロマチェンコが引退示唆!最後の試合となるかも…相手のカンボソスは「彼には穴がある」とKO宣言=5.12
5月12日(日)オーストラリア・パースで行われるプロボクシング[IBF世界ライト級王座決定戦]では、五輪連覇&3階級制覇ワシル・ロマチェンコ(36=ウクライナ)が、元ライト級統一王者ジョージ・カンボソス・ジュニア(30=オーストラリア)と王座復帰を懸け対決する。
しかしロマチェンコはメディアに「私のキャリアはほぼ終わっている」とコメント。先のことは「わからない」とも言い、今回の試合が最後の試合になる可能性もある。
ロマチェンコは21年12月、当時3団体王者だったカンボソスへ対戦を熱望していたが、カンボソスは翌年6月にWBC王者デビン・ヘイニーに判定で敗れ王座陥落。ヘイニーは4団体統一王者となった。
そのヘイニーに昨年5月、ロマチェンコが挑むも判定で敗れている。今回の王座はヘイニーが階級アップのために返上した空位のIBFタイトルを争う。
ロマチェンコは『FOX SPORTS』のインタビューで「ボクシングの年齢について言うなら、私は老人だ。私のキャリアはほぼ終わった」と選手生活が晩年になっていると語る。
続けて「あと1年か、せいぜい2,3年だ。でも、まだ少しだけ力が残っていると思う」と現役はあと1年も残されていないかもしれないとも語る。
具体的な展望を聞かれると「この年齢になると、どんな戦いもハードだ。試合後に回復するのは難しい。この試合の後、私の身体がどうなるかわからない。だから、その質問には答えられない」と先は読めず、今回の試合が最後になるかもしれないと示唆する。
相手のカンボソスについてロマチェンコは「彼にはパワーとスピードがあり、常に前に出てくる。だから、彼のスタイルは、私にとって居心地がいい。スタイルが試合を作る」とカンボソスの動きに合わせ切るつもりだ。
一方、そのカンボソスはロマチェンコについて「彼の中に、もう飢えた犬はいない」とハングリーさが無くなっていると指摘。
そしてカンボソスは「俺は偉大なロマチェンコを倒すため、引退させるため、終わらせるためにここにいる。彼をKOする最初の人物になるつもりだ」とKOで引導を渡すとする。
さらにカンボソスは「彼にはいくつもの穴がある。俺はロマチェンコを徹底的に模倣するスパーリングパートナーと共にキャンプを行ってきた。俺にはAからZまでのゲームプランがある。俺たちは独自のトリックを用意している」と準備周到のようだ。
下馬評ではロマチェンコが有利だが、今回カンボソスに負けたなら引退を考えなくてはいけない可能性もある。
カンボソスがホームで大物食いをするのか。ロマチェンコが悲願のライト級統一に向かい、落とせない試合を制するのか。
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