【GRACHAN】植田豊と山田哲也の一戦は痛み分けに、御代川敏志が王座挑戦権を獲得
GRACHAN実行委員会
『GRACHAN 63』
2023年8月6日(日)東京・TFTホール500
▼メインイベント(第10試合) GRACHANライト級 5分2R
△植田 豊(リバーサルジム新宿Me,We)
ドロー 判定0‐0
△山田哲也(E.D.O YOKOSUKA☆BASE)
植田は、09年にDEEPフューチャーキングトーナメントで優勝し、DEEPを主戦場としていたが一度は引退。約5年のブランクを経て19年にWARDOG×GRACHAN大阪大会で試合に復帰し、モンゴルのブレンゾリンク・バットムントに勝利した。その後はGRACHANに主戦場を移し、昨年5月、原口伸とのGRACHANライト級暫定王者決定戦で敗れ今回が再起戦。
対する山田は17歳でプロデビューし“スーパー高校生”と呼ばれて活躍。第3代ZSTウェルター級王者となり、ONEを主戦場にしていたが、2020年12月のキム・ジェウォン戦でTKO負け。今年2月のGRACHANで約2年ぶりに復帰を果たすもブレンゾリンク・バットムントに1R TKO負けを喫した。今回はウェルター級からライト級に階級を落として再起に燃える。
1R、ゴングと同時に右ストレートの奇襲攻撃を仕掛ける植田は続けて右ハイ。これをブロックして植田に尻もちを付かせた山田はパウンド。さらに植田のバックに付いてパウンドをこつこつ当てながらスリーパーを狙う。
2R、パンチを振るう植田に、山田は組み付いてテイクダウンを仕掛ける。
粘る植田はうまくかわして上のポジションを取ると、ガッチリ抑え込みながらこつこつパウンド。植田はパスガードを狙いつつパウンドを落とすが、山田も抑えられながらもパンチを返していく。植田が終始主導権を握る展開となったが、1Rは山田優勢の印象が強く、ドローに終わった。
▼第9試合 GRACHANフライ級次期挑戦者決定戦 5分3R
●児玉勇也(トイカツ道場/とらの子レスリングクラブ)
TKO 1R1分48秒 ※レフェリーストップ
〇御代川敏志(パラエストラ柏)
松場貴志が保持するGRACHANフライ級王座への挑戦権を懸けた8人制トーナメントを勝ち上がってきた御代川と児玉の一戦。
1R、プレッシャーをかける御代川が右ローを当て、下がりながら距離を取る児玉に右ストレートをクリーンヒット。倒れた児玉に御代川が追撃のパウンドを落としたところでレフェリーがストップ。御代川が圧巻のTKO勝ちで王座挑戦権を獲得した。
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