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ロマチェンコが吹っ飛ばすKOも!タイトル戦へ豪快名勝負10戦が公開=5.12豪

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2024/05/08(水)UP

ワシル・ロマチェンコ(Naoki Fukuda)

  5月12日(日/日本時間)オーストラリア・パースで行われるプロボクシング[IBF世界ライト級王座決定戦]では、五輪連覇&3階級制覇ワシル・ロマチェンコ(36=ウクライナ)が、元ライト級統一王者ジョージ・カンボソス・ジュニア(30=オーストラリア)と王座復帰を懸け対決するが、この一戦に向け、ロマチェンコが所属するTOPRANK社がXでロマチェンコのKO&名勝負10戦をダイジェスト動画で公開、1試合目にいきなり相手をパンチで吹っ飛ばし、仰向けに倒れる驚愕のシーンから始まった。

【動画】ロマチェンコのパンチで吹っ飛ぶ失神KOも!名勝負10戦

 その試合は2016年6月、WBO世界スーパーフェザー級王者ローマン・マルチネスへの挑戦。5Rにアッパーから右フックでマルチネスが吹っ飛び失神KO!井上尚弥を上回る世界最速7戦目での2階級制覇を達成した記念すべき試合だ。

 そして動画の3戦目にはホルへ・リナレスをKOしたシーン、中谷正義からKOを奪ったシーン、リチャード・カミーから豪快にダウンを奪うシーンや、最後には前戦のデビン・ヘイニーと巧みなステップを使い連打につぐ連打など、2分11秒の動画であるが見どころが凝縮されている。

 ロマチェンコは21年12月、当時3団体王者だったカンボソスへ対戦を熱望していたが、カンボソスは翌年6月にWBC王者デビン・ヘイニーに判定で敗れ王座陥落。ヘイニーは4団体統一王者となった。

 そのヘイニーに昨年5月、ロマチェンコが挑むも判定で敗れている。今回の王座はヘイニーが階級アップのために返上した空位のIBFタイトルを争う。

 下馬評ではロマチェンコが有利だが、カンボソスは「俺は偉大なロマチェンコを倒すため、引退させるため、終わらせるためにここにいる。彼をKOする最初の人物になるつもりだ」とKOで引導を渡すとしている。

 果たしてロマは再び王座になるか、それともカンボソスがホームで大物食いをするのか。

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