病院直行のネリ「ここで終わらせない」SNSに“井上ダウンシーン”動画を複数掲載!階級上げ示唆も
5月6日(月・祝)に開催された『Live Boxing 8』(東京ドーム)で、世界スーパーバンタム級4団体王者・井上尚弥(31=大橋)KO負けした挑戦者ルイス・ネリ(29=メキシコ)。試合後の会見には出席せず、病院に直行したが、その後に自身のSNSで「これでは終わらない、戻ってくる」とメッセージし、井上からダウンを奪った映像を複数掲載。さらに階級を上げることも示唆した。
初回でダウンを奪ったネリ。この試合に向け井上の弱点を見つけたと会見で話していたが、5ヶ月間練習し、その効果が出たのだろう。しかしすぐに立ち上がった井上は軌道修正。そのあとネリはほぼ手を出せず、2R以降、3度のダウンを奪われ6RにKO負けを喫した。
最後は崩れ落ちるようにダウンし、会見せず病院に直行したネリ。その容体が心配されたが、その後の自身のインスタグラムにて「ここで終わらせない。より強く、よりクレバーになって戻る。ビバ・メヒコ」と再起宣言。
さらに、インスタのストーリーでは、自身が1Rに井上からダウンを奪ったシーンの動画を複数掲載し、自身のパフォーマンスをアピールした。
また、Xでは先ほど次戦を示唆するメッセージを投稿した。「Adios(アディオス/さようならの意味) 122」と122ポンド(スーパーバンタム級)に別れを告げ、その後に126(フェザー級の体重)の数字と両拳を突き合わせる絵文字をメッセージした。これは今後はフェザー級で戦う意味と捉え、多くのファンが次のステージでの活躍に期待する声を並べた。
この試合で計量オーバーなら試合しないと井上陣営が固く拒否したことで、公式計量では500gアンダーでパス。それがきつかったのか、それともフェザーに戦いたい相手がいるのか。
試合前には井上に勝利し、「年内あと一戦で引退する、やりたいことがある」としていたが、あと一戦の相手とは誰か、それともボクシングへの情熱が再燃し、しばらく続けるのか。
ネリの今後の動向に注目したい。
▶︎次ページは【フォト】ネリが井上からダウンを奪った瞬間、連続写真
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