2024/01/20（土）UP
（最終更新：2024/01/20 18:42）

全日本キックボクシング協会の旗揚げ会見が開かれた

　1月20日（土）、全日本キックボクシング協会の旗揚げ記者会見が都内会場にて行われた。同協会は、元新日本キックボクシング協会の稲城ジム・栗芝貴会長が立ち上げた団体。栗芝代表のもと、SQUARE-UP KICKBOXING道場（小野瀬邦英副代表）、JTクラブジム（土屋ジョー代表）など19の加盟ジムが名を連ね、3月16日（日）に東京・後楽園ホールで開催される旗揚げ大会を実施する。

【フォト】旗揚げ会見の模様、気合漲る選手たちの姿

栗芝代表は原点回帰をテーマに掲げた

　会見の冒頭で栗芝代表は「昨年8月1日をもちまして、全日本キックボクシング協会を設立しました。この名称はキックボクシングの最初期につけられていまして、もう一度、見つめ直すことを目標に立ち上げました。現在のキックは多様化されたルールを採用していますが、本格的なキックボクシングを、より世間に認知することを目標に掲げました」と旗揚げの動機や経緯を説明した。

　また既存のキック団体との違いについて質問すると、「“原点回帰”を立ち上げの名称にしましたが、これはヒジ打ち、ヒザ蹴りルールしかやらないということです。基本は3回戦、5回戦の試合を組み、ヒジ打ちなしルールとか顔面へのヒザ蹴りなしとか、そういうルールはやりません」とあくまでもヒジ打ち、ヒザ蹴りルールに拘るという。

むらけんが、マイクを握って挨拶した

　年内のプロ大会は、3月16日、6月13日、9月6日、12月28日といずれも後楽園ホールでの開催を予定している。アマチュア大会も開催し、1月28日、3月31日、7月14日、10月27日のスケジュールで行われる。

　3月の旗揚げ大会のカードは全13試合で、メインに羽田翔太（キックスターズジャパン）vs.広翔（稲城ジム）、セミに鬼澤佑輔（MIYABIジム）vs.中村健甚（稲城ジム）、またブレイキングダウンで注目を集めているむらけん（ジーニアスジム）が杉浦昂志（キックスターズジャパン）と対戦するカードも組まれている。

　なお、元新日本キックランカーの瀬川琉（稲城ジム）は、現在リハビリ中だが、間に合えば出場する可能性もあるという。むらけんの活躍も含めて、3月の旗揚げ大会に注目したい！

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