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【GLORY】元K-1王者アリスターが負傷でタイトル戦を欠場「40%の状態、真っ直ぐ歩けない時期があった」と謝罪=10.23

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2021/10/08(金)UP

強烈なヒザ蹴りをヒットさせるアリスター(右) Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC

 10月23日(現地時間)にオランダ・アーネムのヘルレドームで開催する世界最大級のキックボクシングイベント『GLORY: COLLISION 3』のヘビー級タイトルマッチにて、王者・リコ・ヴァーンホーヘン(31=オランダ)に挑戦する予定だった元K-1世界王者のアリスター・オーフレイム(41=オランダ)が、負傷により欠場することが分かった。主催者が7日に公式SNSを通して発表した。

 大会2週間前にして、GLORYがアリスターの代役を準備するのか、このタイトル戦を延期するのかなどについては、今後の発表となる。

GOLRY 10.23大会の大会ポスター。団体史上最大級のタイトルマッチと大きな話題を呼んでいた。©️GLORY

 アリスターは7日に自身のSNSで今回の欠場を謝罪。「苦渋の決断だった。1ヶ月以上ケガに苦しんで、まっすぐに歩けない時期もあった。諦めずに練習に戻ったが、ケガは悪化していった。昨日コーチと医療チームと相談し、欠場を決めた」と経緯を説明。
「90%か80%の状態であればリングに立ったかもしれないが、40%の状態はファンに喜んでもらえるハイレベルな戦いを見せるのは難しい」と、楽しみにしていたファンに理解を求めた。

 UFCで活躍したアリスターはMMAと並行しながら1999年にプロキックデビューし、2010年にK-1WGPで優勝。今回、11年ぶりのキックボクシング復帰ということで大きな話題を読んでいた。

 対するヴァーンホーヘンはその類い稀な才能から“ピーター・アーツ2世”と呼ばれ、24歳から7年間GLORYのヘビー級の頂点に君臨している絶対王者。今年1月にヘビー級のワンデートーナメントに現王者として参戦し、元IT’S SHOWTIME世界ヘビー級王者のヘスディ・ゲルゲスや強豪タリック・ケバベスを撃破し、圧倒的な強さを見せつけた。

 GLORYは欠場と同時に仕切り直しのデビュー戦は来年以降になると発表しているが、アリスターがリングに上がる日はいつになるのか。

▶︎次ページは【動画】アリスターの過去のKOハイライト映像集、バダ・ハリ、テイシェイラ、ピーター・アーツらをなぎ倒す!

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