【GLORY】元K-1王者バダ・ハリ、復帰戦でTKO負け、豪腕パンチ被弾で4度のダウンも
10月7日(日本時間8日)にブルガリアにて開催された格闘技イベント『GLORY 89』のヘビー級GP予選マッチにて、元K-1ヘビー級世界王者のバダ・ハリ(38=モロッコ)がウク・ユルジェンダル(34=エストニア)に2回TKO負け。相手の豪腕パンチで4度のダウンを奪われ、復帰戦を白星で飾ることは出来なかった。
バダ・ハリは昨年10月にアリスター・オーフレイムと対戦し、2度のダウンを奪われて判定負けしたが、その後にアリスターがドーピング検査で陽性反応。試合は無効試合となった。アリスター戦後のリング上で引退を示唆する発言をしたが復帰を決意。先月の『GLORY88』でジェームズ・マクスウィーニーと対戦する予定だったが、大会前日に起きたモロッコ大地震を受けて当日に欠場を発表。二転三転の中で今回の試合を迎えた。
対するユルジェンダルは今年5月の前戦で初回KO勝利を収めたGLORYヘビー級9位の実力者。ムキムキのマッスルボディから放たれる豪腕パンチが武器だ。通算19勝(15KO)8敗。
1R、序盤からユルジェンダルがバダ・ハリの前足にカーフキックを連発も、気にする素振りなくバダ・ハリは強い圧力で前進、ユルジェンダルを下がらせる。しかし、残り20数秒、バダ・ハリの左ミドルのタイミングに合わせ、ユルジェンダルの豪快な右カウンターが炸裂!
バダ・ハリが大きくダウン、カウント内に立ち上がるも、ユルジェンダルのラッシュを浴び2度目のダウン。立ち上がるも、ゴングに救われる。
2R、明らかにダメージが残る様子のバダ・ハリ。開始すぐにユルジェンダルの右が再びヒットし、崩れるようにダウン。カウント内に立ち上がり、ユルジェンダルとの足を止めての打ち合いを演じるも、突如、苦悶の表情。負傷したのか、左足を引きずながら離れると、これをレフェリーがダウンと判断。合計4度のダウンでTKO負けとなった。
『GLORY 89』
10月7日(日本時間8日)ブルガリア
▼ヘビー級GP予選マッチ
●バダ・ハリ(モロッコ)
TKO 2R47秒 ※合計4ダウンにより
○ウク・ユルジェンダル(エストニア)
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