【GLORY】手術から復帰のヴァーホーベンが11度目のヘビー級王座防衛に成功、ライトヘビーではアベナが圧倒の初防衛=試合結果
11月4日(日本時間5日)にオランダ・アルンヘムで開催されたキックボクシングイベント『GLORY COLLISION 6』でメインのヘビー級王座統一戦で正規王者のリコ・ヴァーホーベン(34=オランダ)が暫定王者のケビン・タリク・オサロ(27=ナイジェリア)を判定5-0(49-47、50-46、50-45×3)で勝利、11度目の防衛に成功した。
今年春に自身11度目の防衛戦を行う予定だったが、ヴァーホーベンがヒザを負傷したため今回試合は1年ぶり、GLORYでは2年ぶりの試合となる。
対するオサロは今年4月に実施されたヘビー級のワンデートーナメントで優勝。6月の同級暫定王座決定戦で、プラチバットをKOで下し、暫定タイトルを手にしている。
試合は1Rから蹴りを中心に攻めるも互いに様子を見る展開。2R、ヴァーホーベンはパンチ、ローキック、ミドルキックなどで攻めていく。オサロはカウンターで右ストレートを出すが、ヴァーホーベンの右ストレートがクリーンヒットしオサロのアゴを上げる。
3R、ヴァーホーベンの攻撃でロープを背負うことが多いオサロだがパンチの連打も見せる。しかしパンチが大ぶりなったところにヴァーホーベンの左がヒット。右のインローでもオサロの足を流す。
4R、オサロは反撃へ。蹴り攻撃が多いヴァーホーベンにカウンターの左フックをヒットさせる。さらに右ストレートもヒット。これまでよりも積極的な姿勢を見せる。ヴァーホーベンは左右構えをスイッチさせる。後半は再び警戒してか、オサロの手か出ずヴァーホーベンのペースに。
最終の5R、互いに打ち合いになるとクリンチになる展開に会場はブーイング。しかしヴァーホーベンの右インローキックでオサロの足が大きく流れる。やや足を引きずり効いているようだ。以降もヴァーホーベンの攻撃にオサロは手を出さずクリンチで凌ぎ、さらにブーイングで試合終了。ヴァーホーベンが5-0と判定で差をつけ勝利した。
V11となったヴァーホーベンは「10ヶ月くらい前に手術をして復帰できるか分からなかったが勝ててよかった。(構えを)スイッチしたのが反撃させなかった一つの要因だと思う。グランプリはどうするかわからない。このキックボクシングに感謝したい」と喜びを語った。
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