【GLORY】元K-1王者バダ・ハリ、復帰戦で計量パス、エストニア強豪とバチバチ睨み合い=10.8

2023/10/07（土）UP
（最終更新：2023/10/07 20:42）

　10月7日（日本時間8日）にブルガリアにて開催される格闘技イベント『GLORY 89』の前日計量が6日に行われた。
　ヘビー級GP予選マッチで対戦する、バダ・ハリ（38=モロッコ）が118.4kg、ウク・ユルジェンダル（エストニア）が112.1kgで計量をパスした。

【フォト】復帰戦に挑むバダ・ハリ、フェイスオフでバチバチの睨み合い！

　バダ・ハリはTシャツを着たままで登場、カメラに背を向けた状態で計量台に上がり、計量結果を聞くと、そのまま対戦するユルジェンダルと睨み合い。握手もせずに憮然とした表情だ。

　バダ・ハリは「ブルガリアで戦うのは初めてだ。とても美しい国で、この国のファンはモロッコと同じくらい熱いはずだ。みんなのためにも、アグレッシブな素晴らしい戦いを見せる」と意気込んだ。

　バダ・ハリは元K-1世界ヘビー級王者。昨年10月、過去2度の対戦（1勝1敗）で因縁の仲のアリスター・オーフレイムと対戦し、2度のダウンを奪われて判定で敗れた。しかし、その後にアリスターがドーピング検査で陽性反応。試合は無効試合となった。アリスター戦後のリング上で引退を示唆する発言をしたが、電撃復帰。
　しかし、先月の『GLORY88』でジェームズ・マクスウィーニーとの復帰戦は、バダ・ハリが大会前日に起きたモロッコ大地震を受けて、急遽、当日に欠場した。

　対するユルジェンダルはGLORYヘビー級9位の実力者。今年5月の前戦では初回KO勝利を収めるほどのハードパンチャーだ。

　果たして、バダ・ハリは再起戦でどのような戦いを見せるのか。

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