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【K-1】KOにこだわるKANA「必ず仕留めて勝つ」サントス「激しい攻撃の応酬になる」=12.3大阪

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2022/12/01(木)UP

KANA(左)とオロール・ドス・サントス

 12月3日(土)エディオンアリーナ大阪で開催される『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN』のK-1女子フライ級(3分3R・延長1R)で対戦する同級王者・KANA(日本/K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)とオロール・ドス・サントス(フランス/KERN’S GYM)のインタビューが公開された。

【動画】KANAが豪快な左ハイキックでKO防衛

【見どころ】

 KANAは、19年12月に念願のK-1初代女子フライ級王座決定トーナメントで優勝して、K-1初の女子世界王者に。K-1 JAPAN GROUP女子選手の第一人者として、男子の中に混じって試合を行なってきた。6月のK-1女子大会では、ミャンマーラウェイの世界王者スーリ・マンフレディを左ハイキックでKO勝利し初防衛に成功。

 対するサントスはムエタイ・キックの両ルールで戦い、ヨーロッパの様々な大会で活躍。171cmの長身を誇り、160cmのKANAとは11cm差。19年にはヨーロッパのキックボクシング団体『Enfusion』(エンフュージョン)の女子ストロー級王座を獲得。他にもIFSA世界女子フライ級王座やWAKO世界女子ミニフライ級王座、IFMA欧州女子フライ級王座も獲得しており、世界トップレベルの実力を持つ。

 キャリアも実績もあるエンフュージョン女王との王者対決に挑むKANA、連続KO勝利なるか。

【選手データ】

KANA(30=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)身長160cm 出身 三重県
構え:右 戦績:22戦 19勝(7KO) 3敗 0分、初代K-1 WORLD GP女子フライ級王者、第2代・第4代Krush女子フライ級王者

オロール・ドス・サントス(31=KERN’S GYM)身長171cm 出身 フランス・フォルバック
構え:右 戦績:44戦 35勝(6KO) 9敗 0分、Enfusion女子ストロー級(52kg)王者、IFSA世界女子フライ級王者、WAKO世界女子ミニフライ級王者、IFMA欧州女子フライ級王者

【この試合に向けた意気込み】(11月30日主催者提供)

KANA

エンフュージョン王者・サントスのパネルを持つKANA

(対戦相手・サントスについて)
 今回はアメリカ合宿が終わって、大会の約1カ月前に相手が決まったんですけど、めちゃくちゃいい相手を用意してもらって気合いが入りました。キャリア的に挑む立場の試合は少ないんですけど、今回はEnfusionでタイトルを獲った選手が来てくれて、本当に燃える相手ですね。
 色んな戦い方ができる選手なので、いざ試合になるまでどういう展開になるか読めないところはあります。ガンガン来てくれるかもしれないし、距離を取って勝ちに徹してくるかもしれない。それはどちらも頭に入れて準備しています。

キックを放つKANA(2022年6月)

(試合について)
 自分の距離になったら倒す自信はあるんですけど、そこにいくまでの距離の駆け引きがポイントになる試合だと思います。
 今はパンチでも蹴りでも倒せる=ボクシングとムエタイの融合をテーマに練習しているんです。パンチが強い選手は蹴りで倒して、蹴りが強い選手はパンチで倒す。そこを目標にしていて、それが少しずつ形になってきている実感はあります。
 だいぶカウンターも打てるようになってきたと思います。それまではひたすら突っ込むイケイケのスタイルだったんで(苦笑)。今は自分から行くだけじゃなくて引くことも覚えて、色んな引き出しを身につけている最中です。

(どんな試合を見せたいか)
 KrushではKOすると言ってKO出来てたんですけど、K-1になると相手のレベルも上がるし、1回KO勝ちしても次は研究されて判定勝ちということが多かったんですね。自分のなかでも強い外国人を連続でKOすることをテーマにしていて、今回はKOにこだわっています。そうすれば自分のファイターとしての評価も上がると思うし、相手がどんな戦い方で来ても必ず仕留めて勝ちます。

オロール・ドス・サントス

オロール・ドス・サントス (C)K-1

(対戦相手・KANAについて)
 世界でもトップレベルの選手で、彼女のファイトスタイルがとても好きで、私自身、KANAの試合を見るのが好き。とてもいい印象を持っている。
 彼女は本当にレベルが高いからKO勝ちが多いことも納得できる。ただ彼女はすべてのファイターと戦ったわけじゃない。私と戦ったらどうなるか、お見せしましょう。

(試合について)
 とてもハードな試合になると思っている。お互いアグレッシブな選手だから、激しい攻撃の応酬になると思う。どんな展開になるにせよ、勝つのは私だと思っている。

(K-1出場について)
 K-1は世界一の立ち技格闘技団体だと思っているから、その舞台に呼ばれたことが信じられなかった。今まで格闘技をやってきたのは、この日のためだったと思う。
 K-1に出る機会をもらったということで、これからK-1のベルトを狙っていきたい。

☆この大会の詳細、対戦カード、チケット情報など

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