【ONE】RISE安本晴翔、貫禄のデビュー戦快勝!ボディ攻撃でロシア強豪が悶絶
5月10日にタイ・バンコクのルンピニースタジアムで開催された格闘技イベント『ONE Friday Fights 62』のフライ級キックボクシングマッチにて、RISEフェザー級2位の安本晴翔(23=橋本道場)がテミルラン・ベクムルザエフ(26=ロシア)に判定快勝。ONEデビュー戦で白星発進となった。
安本は幼少期からアマチュアで150戦以上を経験し、24冠王に輝くなど活躍。プロデビュー後はWBCムエタイ日本統一フェザー級王座など4冠を獲得した。前戦となる今年2月の『RISE 176』のフェザー級マッチで梅井泰成との接戦を制し、タイトル挑戦をアピールしたばかり。ONEは初参戦となる。
対するベクムルザエフは破壊力あるパンチと強いプレスが特徴の攻撃型ファイター。昨年2月にONEルンピニー大会に参戦し2勝2敗の戦績。今年2月の前戦では奥山雅仁に判定勝利し、今回連勝を目指す。
試合は1R、ミドルを軸に試合を組み立てる安本。パンチを当てたいベクムルザエフが強引に距離を積めると、バッティングが何度も見られる。安本が左フックやヒザ蹴りのカウンターを当てる。
2R、変わらず距離を潰し左右のパンチを振るベクムルザエフに対し、安本はヒザ蹴りなどでボディ攻撃。残り40秒、ベクムルザエフのバックハンドブローが安本の顔面にクリーンヒット。安本はヒザを落としたが、これはベクムルザエフの反則ヒジが当たったと、ベクムルザエフに対しイエローカード。安本は肘攻撃のダメージが残っている様子。
3R、ガードを固めながら前に出るベクムルザエフに対し、安本は左ミドル、ヒザ蹴りを連発。ガードが下がるとハイキックを当てる。さらに三日月蹴りも当てボディを効かす。残り50秒、安本の右ヒザ蹴りが突き刺さると、苦悶の表情のベクムルザエフが後退。安本が優勢の流れで試合終了した。
判定3-0で安本が快勝。ONEデビュー戦を白星で飾った。
『ONE Friday Fights 62』
5月10日 タイ・バンコク ルンピニースタジアム
▼フライ級キックボクシングマッチ
●テミルラン・ベクムルザエフ(ロシア)
判定0-3
○安本晴翔(橋本道場)
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