K-1サッタリもKOしたラテスク、2m超えの巨人を秒殺！リングからあわや転落の迫力

2023/05/16（火）UP
（最終更新：2023/05/16 12:25）

　5月13日（土・現地時間）ルーマニア・ブザウで開催されたキックボクシングイベント『Dynamite Fighting Show』のメインイベントに、K-1クルーザー級で2連続KO勝利しているステファン・ラテスク（21=ルーマニア）が登場。身長202cmのファイターを右フックで秒殺KOした。相手はロープに吹っ飛ばされ、あわや転落の勢いだった。

【フォト・動画】K-1ラテスク、2m超え巨人を秒殺KOする瞬間

　ラテスクはジュニア時代にISKA世界クルーザー王座に就き、昨年12月にK-1初参戦すると、いきなり20戦無敗のマハムード・サッタリにKO勝利。続く3月のK’FESTAでも、K-1日本人クルーザー級エース・谷川聖哉をKOし、クルーザー級の台風の目となっている。戦績は14勝（7KO）2敗。

　今回の相手は身長202cmを誇るアダム・コスット（ポーランド）で、リーチの長い右フックを得意とする。戦績は11勝（5KO）3敗。187cmのラテスクとは、15cmの身長差がある。

　試合が始まると、コスットはアップライトに構え、ラテスクとは頭1つ分の差があるように見える。
　コスットは長いリーチを生かしてジャブ、右ストレートを放つ。打点の高いヒザ蹴りも。
　ラテスクはガードを高く上げ、ローキックを当ててゆくが、開始30秒、いきなり左右フックで前に詰めると右フックがヒット！コスットはダウンする。

　すぐに立ち上がったコスットはワンツーを打つが、ラテスクは左フックからの強烈な右！コスットはロープに跳ね飛ばされると、ロープの隙間からあわや巨体が落ちそうになる。

　コスットはうずくまり、何とか立ち上がるもファイティングポーズを取れず。ラテスクが開始1分でKO勝利した。

　現在のK-1クルーザー級王者は、こちらも2mの巨人シナ・カリミアンだ。ラテスクは“仮想カリミアン”を秒殺KOし、K-1王座挑戦にも準備万端か。

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