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【K-1】軍司泰斗がフェザー級新王者に!延長スプリット判定で椿原龍矢との接戦を制す

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2021/12/04(土)UP

パンチで攻める軍司

K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN』
2021年12月4日(土)エディオンアリーナ大阪

▼第16試合 K-1 WORLD GPフェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
●椿原龍矢(日本/王者/月心会チーム侍)
延長判定1-2 ※10-9、9-10×2
○軍司泰斗(日本/挑戦者/K-1ジム総本部チームペガサス)
※本戦判定1-1(30-29、29-30、30-30)
※軍司が新王者に

 椿原はスーパー・バンタム級のトップファイターとして活躍し、昨年にフェザー級へ転向。同9月に当時の王者・江川優生をノンタイトル戦で破る番狂わせを起こすと、今年3月にタイトルマッチでの再戦に勝利して王座を戴冠した。今年5月に玖村修平を判定で下し、5連勝中。

【動画】軍司と椿原が延長Rでバチバチの打撃戦!

 対する軍司は17年9月に第2代Krushバンタム級王座を獲得。その後は階級を上げて、スーパー・バンタム級で戦績を積み重ね、20年12月からはフェザー級に階級アップし、元Bigbangスーパー・バンタム級王者の亀本勇翔にKO勝利。さらに今年9月には現Krushフェザー級王者・新美貴士も破り、3連勝中。椿原とは5度目の決着戦となる。

 1R、ジワジワと圧力をかける軍司に対し、椿原はサークリングしながら、前蹴り、ローキック、ハイキックを織り交ぜながら、押し返していく。椿原がコツコツとカーフキックを当て、ダメージを与える。リズムを掴んだのは椿原か、軍司の手が出ない印象。

 2R、変わらず、ジワジワと圧力をかける軍司。前傾姿勢を見せる軍司に椿原がカーフをヒット。しかし、構わず前進する軍司の左ボディが当たり始め、椿原はそれに左フックや右ストレートを合わせようとする。ラウンド終盤、両者が足を止めての打ち合い。

 3R、前進する軍司に、椿原が左右ボディから左フックは空を切る。軍司がボディストレートなど、攻撃をボディに集中し始めるが、お互いパンチが空を切る場面が増える。判定は1-1のドローで、勝負は延長戦へ。

 延長、椿原が左右フックからヒザ蹴り。軍司が左フックから左ボディをヒット。椿原は疲労があるのか、バランスを崩し倒れる場面が見られる。椿原の左ハイキックがヒット。残り1分、さらに前に出る軍司に、椿原も防戦。椿原がふらつく中で延長ラウンド終了。判定は二人が軍司を支持(10-9×2、9-10)し、軍司が僅差のスプリット判定勝利を飾った。

 新王者となった軍司は勝利者コメントで「このフェザー級は熱い階級になる。これからもしっかり強い選手とやって、このフェザー級のベルトの価値をもっと上げて、K-1を引っ張りたい」と王座戴冠を喜んだ。

▶︎次ページは【動画】軍司と椿原が延長Rでバチバチの打撃戦!

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