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 3月22日(日)東京・ディファ有明で開催される『WPMF JAPAN×REBELS合同興行』にて、ルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級8位シントンノーイ・ポーティラックン(タイ)と対戦する森井。ムエタイのビッグネームを相手に、森井はどう戦うのか? そして森井流の打倒ムエタイとは?(取材日:2015年3月14日)

PROFILE

森井洋介(もりい・ようすけ)
1988年7月30日、長野県上田市出身
身長170cm
藤原ジム所属
※詳細は選手名鑑へ→


第1章 首相撲に付き合わない方が自分の特徴が活かせる

ーールンピニースタジアムの現役ランカーであり、タイのビッグマッチ常連の人気選手であるシントンノーイとの対戦が決まりました。ビッグネームとの対戦オファーを受けた時はどう思いましたか?

「強い相手と試合を組んでもらえて嬉しく思いました。やりたい相手だったので即答でOKしました」

ーー対戦を希望していたんですね。

「はい。前口太尊選手との試合を見て(2014年6月)スゲェ強いな、やりたいなって思っていました。しかも現役ランカーなので、今回やりたいという願望がかなってよかったです」

ーーシントンノーイにどんな印象を持っていますか?

「やはり首相撲が上手いですね。でも首相撲だけではなくパンチも上手いので、全体的に何でも出来る選手だという印象です」

ーー森井選手は首相撲があまり得意ではないと思うのですが?

「はい(苦笑)。どう首相撲をさせずに、自分のスタイルに持っていけるかが勝負ですね。ムエタイの選手とやる時はいつもそうです。前回のデンサイアム戦は動きがかなり悪かったので(今年2月)、今回またいろいろと考えたのでやってみたいことがあります」

ーー首相撲に対して首相撲で勝負しようとは考えていませんか?

「僕は違いますね。やっぱり打撃で倒したい方なので、首相撲で勝負はしたくありません。首相撲には付き合わない、その前に組ませない戦い方をしたいです。もし組まれてもそれに付き合わず、すぐに離したいと考えています」

ーー組ませないテクニックを磨いているんですか?

「そうです。いろいろやっています。組まれても首相撲を外す練習もやっています。一応、首相撲に首相撲で対抗する練習もやっていますよ。でも、自分の場合はそこまで上手くないので(笑)。全くやらないわけではありません。最低限は出来るようにしています。

 選手によって得意・不得意はあるので、首相撲に付き合わない方が自分の特徴が活かせると思ってそのための練習をしています」

ーータイ人との試合が続いていますが、その中で上手くいった試合もありますか?

▲昨年6月、森井がルンペットにTKO勝ちした試合の動画はこちら

「昨年のルンペット戦(6月、TKO勝ち)は上手くいきましたね。まだ完成とは言えませんが、相手の思うつぼにはならなかったと思っています」

ーーシントンノーイの試合を見ていると、意外とパンチをもらう場面がありますよね。

「自分もそう思います。ローで痛めつけて最後はパンチで倒したいですね。でも相手もパンチを警戒してくるので、どう当てるかがカギとなります。特にシントンノーイはパンチをもらっても前に出てくるタイプなので、そこが一番大変なところです」

ーームエタイにパンチで対抗すると、一発狙いのいわゆるギャンブルのような試合になると言われます。当たってKO出来れば勝てるけれど、KO出来なければ負ける、というような。

「僕は ・・・

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