王座陥落のパントージャ、“腕負傷”の痛々しい三角巾姿で復活アピール!「すぐに戻ってくる」
12月7日(日本時間)に米ラスベガスで開催された『UFC323』で、まさかの形で王座を失ったアレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル)が、試合後に自身のSNSを更新。三角巾で左腕を吊った痛々しい姿を公開しながらも、「すぐに戻ってくる」と力強い復活メッセージを送った。
【フォト&動画】パントージャの痛々しい三角巾姿!負傷した瞬間も
パントージャは挑戦者ジョシュア・ヴァン(ミャンマー )とのフライ級タイトルマッチで、開始わずか26秒で左腕を負傷するアクシデントに見舞われた。右ハイキックを放った際、ヴァンに蹴り足をキャッチされて転倒、左手をマットに着いた瞬間に腕が不自然な方向に曲がったのだ。
パントージャは7日のインスタグラムで三角巾姿を公開し、ファンにメッセージ。「これまでもっとひどい状況に陥ったことがある。もっと強くなって戻ってくる。(試合は)人生最高のコンディションだった。でも事故は起こるんだ」と悔しさをにじませながらも、「みんなの想像以上に早く戻ってくる」と宣言した。
気になる怪我の状態だが、試合直後はUFCの医療関係者が「左肩関節脱臼」と発表したものの、翌日にパントージャのチームが「実際は左ヒジの負傷」と訂正。UFC解説者のジョー・ローガンも「ヒジが文字通り関節から外れた」と指摘していた。
スポーツ医学専門家によれば、ヒジの脱臼は数ヶ月の離脱が予想される。UFCのダナ・ホワイトCEOは「パントージャはすぐには戻ってこない。ヴァンは防衛戦を行うことになる」と語り、即座の再戦は困難との見方を示した。
新王者となったヴァンは大会後の会見で「回復したらリマッチをしたい」とパントージャに敬意を示したものの、気になるのはヴァンの初防衛戦の相手だ。
現在、最有力候補に上がっているのは、同大会にて元王者で同級2位のブランドン・モレノにKO勝利した平良達郎だ。ダナ・ホワイト代表も大会後、「王者ヴァン vs 平良達郎を日本で行うアイデアは気に入っている」と答えていることから、その期待は大きい。しかし、その一方で今月13日に行われる[マネル・ケイプ vs ブランドン・ロイバル]の結果も考慮されるとの見方もある。
2026年、フライ級のタイトル戦線は波乱の幕開けとなりそうだが、まずはパントージャの早期回復を祈りたい。
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