【UFC】ピョートル・ヤンが“雪辱戦”勝利で王座返り咲き!ドバリシビリとの死闘を制す
WME-IMG
『UFC323』
2025年12月7日(日本時間)米国・ラスベガス T-Mobileアリーナ
▼バンタム級 タイトルマッチ
●メラブ・ドバリシビリ(ジョージア/王者)
判定0-3 ※46-49×2、47-48
○ピョートル・ヤン(ロシア/挑戦者)
※ヤンが新王者に
ドバリシビリは無尽蔵のスタミナと圧倒的なテイクダウン能力を誇る王者。今年10月に同級4位のコーリー・サンドヘイゲンを下し3度の防衛に成功した。現在驚異の14連勝中。通算成績21勝4敗。
対するヤンは元王者で同級3位の実力者。23年3月にドバリシビリに判定負けして以来3連勝と波に乗っている。通算戦績19勝5敗。
試合は1Rから互いに近距離で殴り合う一進一退の攻防。ヤンのテイクダウンディフェンスが冴え渡り、ドバリシビリはなかなかテイクダウンを奪えない。
3R、ようやくヤンを捕まえたドバリシビリがヤンをリフトアップし、オクタゴン中央で叩きつけると会場が沸く。しかし、ヤンのパンチを浴び続けたドバリシビリの顔面から流血が。さらに、ヤンの左ミドルでドバリシビリが苦悶の表情も。
4R、ドバリシビリがギロチチョークを仕掛けるも失敗。終盤、ヤンの左ボディで再びドバリシビリが苦悶の表情。最終5R、近距離でパンチを交差させる両者。流血で顔面が真っ赤なドバリシビリはタックルを仕掛けるが、ヤンテイクダウンを許さない。ヤンの強烈なジャブにドバリシビリの顔が跳ね上がる。残り数秒、相手のお株を奪い、ヤンがタックルからテイクダウンに成功した。
判定3-0(49-46×2、48-47)でヤンに軍配。ヤンが2年9ヶ月ぶりのリベンジに成功し、王座返り咲きに成功した。勝利マイクで、「この勝利はチームが支えてくれたおかげ。UFCが自分の人生を変えてくれた」と喜んだ。
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