【ボクシング】「マクレガーと対戦交渉中」とパッキャオ、4月に実現か
ボクシング6階級制覇のスター、マニー・パッキャオ(38=フィリピン)が12月8日(金・現地時間)フランス通信社(AFP)の取材に応え、UFC2階級制覇のコナー・マクレガー(29=アイルランド)陣営と「試合に関して交渉中だ」と語った。
マクレガーは8月に“ボクシング・レジェンド”フロイド・メイウェザーと対戦して10RTKO負けを喫したが、この一戦は“世紀のメガマッチ”として注目され、2015年5月に行われたパッキャオvsメイウェザーの一戦に匹敵するほどの話題になり、ビッグマネーが動いた。
パッキャオは11月23日、自身のSNSにマクレガーの写真をアップし、「ハッピー・サンクスギビング。@TheNotoriousMMA 友よ、シェイプを保っておけよ#realboxingmatch #2018」とツイートした。@TheNotoriousMMA はマクレガーのアカウント名だ。
このツイートによって両者の対戦の可能性が一気に高まったのだが、今回パッキャオはメディアの質問に直接答えて、この試合について語った。「もし私たちが、それについて交渉できるなら、私には何の問題もないよ」とパッキャオは言う。
そして、すでにマクレガー陣営にオファーは出したのか、と尋ねられると、「もう最初のオファーは出したよ」と答えた。「ただし、その後の交渉はまだ進んでいない」とも。
さらに、フィリピンの国会議員でもあるパッキャオは、「4月までに誰を試合相手として決定できるかによるね」と、試合は国会休会中にすることを明言した。したがって、マクレガー戦が実現するなら、4月が濃厚だ。パッキャオはマクレガーとMMA(総合格闘技)マッチではなく、ボクシング・マッチを望んでいる。
今月17日にパッキャオは39歳となるが、15年のメイウェザー戦で判定で敗れて以降、ティモシー・ブラッドリー(アメリカ)、ジェシー・バルガス(アメリカ)に判定勝利したものの、この7月にはジェフ・ホーン(オーストラリア)に判定で敗れ、トレーナーのフレディ・ローチから引退を勧告された。
ホーンとの再戦やWBAスーパー・ウェルター級&WBCウェルター級王者キース・サーマン戦(アメリカ)も4月の試合の対戦候補に挙がっているが、プロボクシング経験がメイウェザーとの1戦しかないマクレガーと戦った方がラクでビッグマネーも稼げるという判断で、マクレガー戦を口にしているのかもしれない。
いずれにしても、もし実現すれば、メイウェザーvsマクレガー同様、世界が注目する一戦になることは間違いないだろう。
●編集部オススメ
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!