【UFC】ミオシッチvsコーミエのヘビー級王座戦が決定
UFCへビー級のビッグマッチが発表された。7月7日(土・現地時間)アメリカ・ネバダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナにて開催される『UFC 226』で、ヘビー級王者スティペ・ミオシッチ(35=アメリカ)がライトヘビー級王者ダニエル・コーミエ(38=同)の挑戦を受けて、4度目の王座防衛戦に臨む。
ミオシッチは2016年5月にファブリシオ・ヴェウドゥムから初回KO勝ちを収め、33歳でUFCヘビー級王座を獲得。同年9月に元Strikeforceヘビー級王者アリスター・オーフレイム、昨年5月に元UFCヘビー級王者ジュニオール・ドス・サントスの挑戦をそれぞれ初回KOで退けた。
さらに今年1月の『UFC 220』では、UFCで6戦全勝と無敗を誇った最強挑戦者フランシス・ガヌーに、下馬評を覆すかたちで大差の判定勝ち。UFCヘビー級史上初となる3度の王座防衛を達成し、その地位を盤石のものとしている。
そのミオシッチに挑むコーミエは、2015年5月のUFCライトヘビー級王座決定戦でアンソニー・ジョンソンに一本勝ちして初戴冠。同年10月にアレクサンダー・グスタフソンの挑戦を判定で退けると、昨年4月にはジョンソンからまたも一本勝ちを収め、2度の王座防衛に成功した。
同年7月に迎えた3度目の防衛戦ではジョン・ジョーンズにKO負けしたが、試合後にジョーンズの薬物違反が発覚。この試合はノーコンテストとなり、コーミエは王座に復権した。そして、先の『UFC 220』で再び3度目の王座防衛戦に臨み、ヴォルカン・オズデミアの挑戦を2R・TKOで退けた。今回は1階級上のヘビー級で王座に挑戦し、UFC重量級での二階級制覇を目指す。
なお、これまでにUFCで二階級制覇を達成したのは、ジョルジュ・サン・ピエール(ミドル級とウェルター級)、コナー・マクレガー(ライト級とフェザー級)、B.J.ペン(ウェルター級とライト級)、ランディ・クートゥア(ヘビー級とライトヘビー級 ※2011年4月の試合を最後に引退)の4選手のみ。コーミエが今回の試合で勝利すれば、UFC史上5人目の二階級制覇王者が誕生することになる。
Photo by Josh Hedges/Brandon Magnus/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images
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