【RIZIN】山本美憂vs石岡沙織の美人ママ対決「私たちにしか出来ない試合をしたい」
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7月29日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.11』の記者会見が、5月29日(火)都内にて行われた。
女子レスリング世界選手権3度優勝の山本美憂(43=KRAZY BEE)が、約9カ月ぶりに復帰。同じく約11カ月ぶりの復帰戦となる石岡沙織(30=禅道会)との対戦が決まった。
山本は13歳にして1987年の第1回全日本女子レスリング選手権で優勝し、1991年の世界選手権では17歳で史上最年少優勝。全日本選手権8度優勝、世界選手権3度優勝などの実績をあげた。リオ五輪出場を目指していたがその夢はかなわず、2016年9月にMMA(総合格闘技)へ転向し、『RIZIN』に参戦。デビュー戦でRENAに敗れ、2戦目のアンディ・ウィンに敗れたが、3戦目でキャシー・ロブから初勝利。しかし、2017年10月のRIZIN女子スーパーアトム級トーナメント1回戦でアイリーン・リベラに敗れている。
対する石岡は『DEEP JEWELS』の前身であるJEWELSの旗揚げ時からエースとして活躍。2017年4月に念願のRIZIN参戦を果たし、ベスターレ・キシャーから一本勝ち。しかし、2017年8月にRIZIN女子スーパーアトム級トーナメントの出場権を懸けての戦いで浅倉カンナに敗れている。打撃メインのスタイルだが、柔道の経験を生かしてこれまで13勝のうち8勝が関節・絞め技による一本勝ちと寝技が強い。
両者とも子供を持つ母であり、美人ママ対決となった。
山本は「10月に負けて、しばらく間が空いてしまいましたが、今いい環境で毎日強くなることだけを考えて頑張っていますので、7月の試合を楽しみにしていて下さい」と復帰のあいさつ。
石岡は「この度、ママファイター同士の対戦ということで大変嬉しく思っています。私たちにしか出来ない試合をして、世のママさんたちに勇気を与えられるような試合をしたいと思います。この度の出場理由がママだからというだけではないところを見せて、戦い切りたいと思います」と、ママ対決という話題だけに終わらず好試合を演じたいと話した。
それぞれの印象を聞かれると石岡は「テレビで観ていたような選手で、トップアスリートと肌を合わせられるのが嬉しく思っています」とリスペクトするが、「ただ、MMAのキャリアで言うと自分の方が長くやっているのでここはしっかり勝ちたいと思います」と、2007年3月プロデビューのキャリアの差を見せたいという。
山本は「石岡選手が言ったようにMMAでは大先輩なので、今までやってきた失敗を絶対にしないことと、まだまだ時間があるので毎日練習して強くなった自分でぶつかっていきたいと思います」と、これまでの敗戦を糧にしてさらに強くなった自分で挑みたいと話した。
榊原信行RIZIN実行委員長は「女子格闘家は男子が格闘家を目指すよりも、今でもハードルが高い。しかし山本選手も石岡選手も、母になっても年齢を重ねて行っても母としての役割、家庭の中での役割をやった中で、自分の夢や希望を諦めないでやっている。だから2人とも凄く輝いている。彼女たちが女性として輝く姿を、せっかく地上波で放映していただけるのだから、この2人が自分の夢を諦めずやるべきこともやっている女性たちにエールを送るような試合が届けられたら」と、この対戦カードのテーマを説明している。
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