【RIZIN】久保優太、“フィニッシュ率100%”シェイドゥラエフと激突「乗り越えて来年王者に」

2024/11/20（水）UP
（最終更新：2024/11/20 22:01）

　12月31日（火）さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN DECADE』の追加カード発表会見が20日都内で行われ、フェザー級（66.0kg）でラジャブアリ・シェイドゥラエフ（24=キルギス）との対戦が決定している元K-1王者・久保優太（37=PURGE TOKYO/BRAVE）も登壇、改めて試合への意気込みを語った。

【動画】シェイドゥラエフ、元RIZIN王者アーチュレッタに一本勝ちする瞬間！

　久保は初代K-1ウェルター級王者で、21年よりRIZIN MMAのリングへ。同年12月にはシバターに腕十字で一本負けを喫したが、そこから奥田啓介、木下カラテ、安保瑠輝也、高橋遼伍に4連勝。7月の前戦は元王者の斎藤裕をKOで下し、トップ戦線に割って入ってきた。

　会見で久保は「このカードを望んで叶えていただいたというか、僕は最短でRIZINフェザー級チャンピオンになる道を歩みたいので、そのためにMMAに挑戦しています。このシェイドラエフを乗り越えて、来年、僕は絶対RIZINフェザー級でチャンピオンになりたいと思っています」と目標を語り、「今は僕は勝率が薄いかもしれないですけど、ここから強くなるので、絶対当日は乗り越えたいと思うので期待していてください」とメッセージを送った。

　対戦相手シェイドゥラエフの印象は「寝たら“死”だと思っています」と寝技を警戒しているが、「僕はそもそも、これまでやってきた立ち技競技を使ってMMAで勝とうと思っていて」と言い、総合力ではなく得意な立ち技の部分で勝負するとした。

　一方のシェイドゥラエフは、12戦12勝（4KO・8一本）と無敗でフィニッシュ率は100%。RIZINデビュー戦となった今年6月は武田光司と対戦。圧倒的パワーで武田を持ち上げテイクダウン、バックを奪い最後はリアネイキッドチョークで一本勝ち。9月の前戦は裏十字の形でアーチュレッタをタップさせて一本勝ちと、驚異的な強さを発揮している。

　シェイドゥラエフは会見に出席しなかったが「対戦する相手はキックボクシングのチャンピオンで、素晴らしい打撃を持っています。非常に厳しい試合になると思いますが、全力で戦い、勝ちたいと思います。どんな結果であれ、私にとっていい経験になると信じています」とのコメントが代読された。

　この一戦をクリアしてタイトルに近づくのはシェイドゥラエフか、それとも久保か。

＜決定対戦カード＞
▼RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)
久保優太（PURGE TOKYO/BRAVE）
vs
ラジャブアリ・シェイドゥラエフ（キルギス）

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