2022/04/22（金）UP
（最終更新：2022/04/22 15:26）

原口健飛（左）と山崎秀晃

　6月19日（日）東京ドームで開催される『THE MATCH 2022』の追加8カードが発表され、元K-1 WORLD GPスーパーライト級（65kg）王者の山崎秀晃（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）vs.元RISEライト級（63kg）王者・原口健飛（FASCINATE FIGHT TEAM）が決定。両者会見に出席した。
　K-1対RISEの元王者対決、原口は今月2日にド派手なTKO勝ちで勢いに乗る。

▶【動画】原口健飛がダウンの応酬！ロンペットにド派手なTKO勝利の瞬間

原口健飛

　原口は、これまで大雅やタップロンに勝利勝ち、白鳥大珠にもダウンを奪う判定勝利で倒す打撃を持つ。昨年11月にGLORY世界フェザー級王者のペットパノムルン・キャットムーカオと対戦して判定負けしたが、再起戦となる今月2日の『RISE ELDORADO 2022』でロンペット・Y’ZD GYMに復活のKO勝利。試合後のマイクで「6月、もちろん僕も出ます。対戦相手は言わないですけど、明日ここでタイトルマッチをします。なので絶対勝ってください」と暗にK-1スーパー・ライト級王者の山崎との対戦を要求していたが大和哲也に敗れ王座陥落した。

　会見で山崎は「原口選手と試合できるということで、非常にワクワクしています。寸前の試合でちょっとぽしゃってしまったんですけど、原口君申し訳ない。でも、どこの看板背負ってやってるかっていうのをしっかりここで証明したいと思っています。まだまだ僕は65kgで、K-1で最強のつもりでいるので、原口という男としかでき無い試合っていうのをしっかりお見せしたいと思ってますんで、そこでしっかり完膚なきまでに叩きのめしたいと思っています。よろしくお願いします」とコメント。

山崎秀晃

　ころを受け原口は「山崎選手は僕がデビューする前からずっと見てる選手だし、新生K-1で一番好きなファイターやったし、ずっと強いなと思ってて、やるなら山崎さんがいいなって思ってたんで僕はめちゃくちゃ嬉しいですね。前回の試合でちょっとチャンピオンじゃなくなってしまったんですけど、そんなことはどうでも良くて、僕がやりたい人とやれるんですごくワクワクしています。山崎秀晃という選手とめちゃくちゃ盛り上げて、メインにつなげたいなと思っています」とやる気を語った。

　両者は互いに空手出身、階級、体格はやや山崎が上だがKO率は原口がやや上回る。山崎は身長177cmで戦績は 34勝(19KO) 9敗 1分でKO率43%、対する原口は175cmで21勝（13KO）2敗1分でKO率54%となっている。

■両者の主な経歴

・山崎秀晃（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）身長177cm/構え：オーソドックス/44戦34勝（19KO） 9敗 1分
　2019年8月の平山迅戦から2020年3月『K’FESTA』での寺島輝戦まで3試合連続KO勝利し挑んだ9月の安保瑠輝也戦でKO勝利しK-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座を獲得。前戦となる2022年4月の『K-1』で大和哲也を挑戦者に迎え防衛戦を行うも、1R　KO負けを喫し、王座陥落した。

・原口健飛（FASCINATE FIGHT TEAM）身長177cm/構え：スイッチ/24戦21勝（13KO）2敗1分
　2015年6月～2016年10月はプロボクシングで活躍し、高校生ながら西日本新人王決定戦で準優勝した実力を持つ。2017年6月、空手とボクシングの経験を生かし、関西の格闘技イベント「ALL BOX WORLD」で3RKO勝ちでキックボクシングでプロデビューを飾った。2020年1月には秀樹とのライト級王座決定戦で、強烈なカウンターの右フック一発でKO勝利し王座を戴冠。10月のRISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメントでも優勝に輝く。前戦は今年4月の『RISE ELDORADO 2022』でロンペット・Y’ZDGYMにKO勝利している。

＜決定対戦カード＞
山崎秀晃（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）
vs
原口健飛（FASCINATE FIGHT TEAM）

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