【シュートボクシング】アンディ・サワーが佐藤嘉洋を撃破!「地力に差があった」(魔裟斗)
シュートボクシング協会
「東北地方太平洋沖地震復興チャリティーイベント
SHOOT BOXING 2011 act.2 -SB168-」
2011年4月23日(土)東京・後楽園ホール
開場17:15 本戦開始18:00
※オープニングファイト開始17:30
▼第8試合 70kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R無制限延長R
○鈴木 悟(Unit-K/SB日本スーパーウェルター級2位/元ボクシング日本ミドル級王者)
TKO 1R2分42秒 ※セコンドからのタオル投入
●島田昌洋(志真会館)
今年2月の後楽園大会では総合格闘家の弘中邦佳から見事なKO勝利を収めている鈴木。試合前に梅野孝明が頸椎負傷による長期欠場のためSB日本スーパーウェルター級王者のベルトを返上しており、鈴木にとってはタイトルマッチにつなげるためにも落とせない一戦だ。
1R、ガードを挙げて前に出て行く鈴木。左フックを打ち、島田がそれをガードしようと腕を上げると、今度はそこ に左ボディを打ち込む! 鈴木は強烈な左ボディからパンチをまとめて前進。島田をコーナーに詰めると、島田の首を取ってフロントチョーク! これが深く 入って、レフェリーからはキャッチが宣告される。
これは極まらなかったものの、鈴木は離れ際に右ストレート! 島田も下がりながら左ミドルや左フックを返すが、鈴木が島田をロープまで下がらせてジャブから強烈な右ストレート! これで島田からダウンを奪う。
再開後、鈴木は下がる島田を追いかけて左ボディから右ストレート! これで島田が後方に吹っ飛び、ダウンのコールと同時に島田のセコンドがタオルを投入! 鈴木が2戦連続で豪快なKO勝利を収めた。
試合後、鈴木はマイクを持ち「前回の試合の時にも言ったのですが、お客さんの鈴木にそろそろタイトルをやらせてもいいんじゃないかっていう反応次第で、僕がタイトルマッチが出来ると思います。
みなさん僕はタイトルマッチが出来ますかね?」と客席を煽ると、場内からは大きな拍手と歓声が起こる。これを十分に聞いた鈴木は「ということなんでシー ザー会長、タイトルマッチよろしくお願いします!」と本部席のシーザー武志会長にタイトルマッチをアピールした。
▼第7試合 スペシャルエキシビションマッチ 3分1R
-RENA(及川道場/Girls S-cup2009&2010王者)
エキシビションのため勝敗なし
-神村エリカ(TARGET/WPMF&WMC世界女子ミニフライ級王者)
当初、RENAと対戦を予定していたキム・スンヨン(韓国)は、日本の原発や放射能の問題に不安があるということで来日を断念。
RENAvsスンヨンの試合は大会前日に中止が発表される事態となったものの、スンヨンの欠場を受けて、WPMF世界女子ミニフライ級王者の神村が緊急 参戦! 3分1Rのエキシビションマッチではあるものの、10オンスのグローブを着用するのみで、ヘッドギアやレガースといった防具の着用はなし。
RENA自身も「試合に近いガチガチのエキシビションマッチにしたい」と話し、神村もプレスリリースを通じて「私たちファイターは試合をすることにより、皆様に勇気やパワーを与えられたらと思っています。
そして日本のために少しでも貢献できて、明日の興行が盛り上がればベストかなと思っています」と熱く意気込みを語っており、激しいエキシビションマッチが期待される。
試合の時と変わらぬ気合い十分の顔でリングに上がった神村はインロー、ジャブ、左ミドルを繰り出す。RENAも前蹴りから強烈な右ストレート! これが神村の顔面を捉える! 首相撲の展開になるとRENAをマットに押し倒す神村。
すると今度はRENAが神村を首投げで豪快に投げ、スタンドに戻ると、神村のインローにRENAが右ストレートを合わせる! ここから両者が足を止めて パンチで打ち合うと、神村の左フックがRENAの顔面を打ち抜き、RENAがその場に崩れ落ちる! ここでレフェリーがダウンカウントを数え、何と神村が RENAからダウンを奪う!
再開後、RENAが右ストレートを打ちながら前に出て行くと、今度は神村の左ストレートがカウンターでRENAの顔面に突き刺さり、RENAが前のめりに膝をマットに着く!
立ち上がったRENAは神村の顔面に前蹴り、そしてバックブローを繰り出し、エキシビションマッチは終了となった。予想を上回るような実戦さながらの展開に会場は大いに盛り上がった。
大会終了後、シーザー武志会長は「神村選手はいい面構えをしていたね。ファンになりましたよ。RENAはもっと気合いを入れてやらないと駄目、もっとシビ アにやらないと。2人の試合はファンも見たいだろうし、俺が見たい(笑)。必ずやらせたいと思います」とRENAvs神村について前向きなコメント。
神村自身も「昨日のお昼にお話をいただいたんですが、エキシビションはやりたくなかったので最初は断りました。 戦う可能性があるのでエキシビションでも拳を合わせるのはマイナスになると思ったからです。でも、伊藤会長からチャンピオンとして女子キックを盛り上げる ためにやった方がいいと言われて受けることにしました。17日の試合が終わってから1回も練習していないし、今日も学校があったのでギリギリで会場入りし ました。
RENA選手とは本気で打ち合いましょうと話をしていて、ショーではなくいいパフォーマンスが出来たと思います。キックボクシングのチャンピオンとしてしっかり差をつけられたのは良かったと思います。次は試合でやらなければいけないと思っています。
RENA選手、年末のRISEで待っています。キックルールだけだとハンディがつくので、シュートボクシングルールと2試合やっても私はいいです」と話しており、2人の対戦の実現が期待される。
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