2021/12/19（日）UP
（最終更新：2021/12/19 12:26）

左ハイキックでKO勝利を飾ったタファ＠UFCより

　12月19日（日本時間）米国ネバダ州ラスベガスで開催された総合格闘技イベント『UFCファイトナイト・ラスベガス45』で戦慄のハイキックKO劇が起きた。
　KOしたのは、”元ラガーマン”ジャスティン・タファ（28=オーストラリア）。267ポンド契約マッチでのハリー・ハンサッカー（32=米国）との一戦だった。

【動画】元ラガーマンの豪快ハイキックKO！相手は両手ガードするも、壮絶ダウン

　タファはラグビー選手からMMAに転向した異色ファイター。豪腕パンチと打たれ強さに定評があり、過去4勝全てKO勝ちを収めている。

　対するハンサッカーは米国プロモーションHRMMAのヘビー級王者。前戦となる今年3月にUFCデビューを果たしたが、初回KO負けに終わっていた。

　試合は開始すぐ、ハンサッカーのローキックに対し、タファがカウンターの左ストレート。バランスを崩したハンサッカーが立ち上がりながら、タファにタックルを仕掛けると、タファがガブリながら、バックテイク。しかし、ハンサッカーが組まれたタファの腕を取り、キムラロックで反撃。
　一本負けのピンチに陥ったタファだったが、スクランブルから立ち上がり腕を外すと、打ち合いの攻防から強烈な左ハイキック！

　両手でブロックしたハンサッカーだったが、その破壊力でガード越しから効かされ、崩れるようにダウン。レフェリーが試合を止めた。タファが1R1分54秒の戦慄KO勝利を飾った。

【勝者選手データ】（2021年12月20日現在）

ジャスティン・タファ（28歳・Justin Tafa・オーストラリア）
身長：183cm 階級：ヘビー
戦績：5勝(5KO)3敗（TAPOLOGY参照）